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4月12日、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがっているんだ。」の脚本を手がけた岡田麿里さんの自伝が発売されます。タイトルはその名も「学校へ行けなかった私が『あの花』『ここさけ』を書くまで」。
「あの花」の主人公であるひきこもりのじんたん、「ここさけ」の主人公で幼少期のトラウマから声を出せなくなった成瀬順など、岡田さんの作品には秩父で悩ましい青春を過ごす少年少女が登場します。実はこうしたストーリーを描いた岡田さん自身、小学校の頃から通学ができなくなっていました。今作では、いじめを受けた小学校時代から、家で母親と二人きりで過ごした長い時間のこと、作品作りに向き合ってきた経緯などが初めて自伝として語られています。
章立てによると、父親の浮気による両親の離婚や、「君はどんな人なのかわかる脚本を書きなさい」と言われた経験など、岡田さんの人生が作品に映っている部分も感じられる内容になっています。 脚本家・岡田麿里が、いかにして「あの花」「ここさけ」を生み出したのか。クリエイターの内面をさぐる貴重な一冊になりそうです。
(正しい倫理子)
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