ハリー・ポッターの新シリーズ「ファンタスティック・ビースト」の第2作目で、若き日のアルバス・ダンブルドアを英俳優ジュード・ロウが演じることが発表されました。PottermoreのInstagramは「何てこと!」「もう泣いてる。完璧」と喜ぶファンのコメントであふれています。
同作では、生徒であったニュートから「ただの先生以上の存在」と尊敬されるダンブルドアが、ホグワーツ魔法学校長になる以前、変身術の教師であったときの姿が描かれます。それに加えて闇の魔法使いゲラート・グリンデルバルドとの対立が見どころであるとのこと。ヴォルデモートに次ぐ力を持ちハリー・ポッターシリーズの中でも屈指の美形キャラクターとして描かれるグリンデルバルドについては、米俳優のジョニー・デップが演じることに決定しています。
原作者のJ・K・ローリングは以前、ダンブルドアは同性愛者の設定であり、グリンデルバルドとは若いころに激しい恋に落ちていた間柄であると明かしていました。最終的に決闘をすることになる2人ですが、「ダンブルドアは、愛した男を倒さなければならなかった」としたローリングの言葉からは、同作においてダンブルドアの全く新しい一面が期待できそうです。
監督のデヴィッド・イェーツは「ジュード・ロウは非凡な才能を持った俳優で、彼の仕事にはずっと感嘆してきたし、ついに一緒に仕事できるこの機会を楽しみにしてる。彼はJ・K・ローリングが明かすダンブルドアの人生の中でも特異な時期、その思いがけない事実も見事に表現するだろう」とコメント。ダンブルドア役は「ハリ・ポッター」シリーズ第1・2作をリチャード・ハリスが、3作から8作目までをマイケル・ガンボンが熱演。7作目で青年期を演じたのはトビー・レグボでした。
同作は2018年11月16日に公開予定です。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「燃やす」「娼婦」 ハリポタ作家J.K.ローリング、トランプ支持者から猛攻撃を受けるも華麗な切り返しが話題に
相手が悪すぎた。 - 「若き日のダンブルドア出るよ」 映画「ファンタビ」ロンドンプレミアでのポロリにポッタリアン大興奮
劇中の“ニューヨーク”はロンドン郊外に作られたセットなんだって。 - 「ハリポタ」ダンブルドアと「LotR」ガンダルフが結婚式――きっかけはJ・K・ローリングさんのTwitter議論
結婚式の主催者は、「ハリー・ポッター」作者のJ・K・ローリングさんと、同性愛に反対する教会の議論から着想を得たとしています。 - 日本の「ハリポタ」ファンアートが原作者J.K.ローリングさんの目に止まり固定ツイートに 「美しい絵をありがとう」と交流も
すごいことになってます……! - 5部作の顔集結! ハリポタ新シリーズ「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」主要キャラの詳細解禁
コリン・ファレルのビジュアルにはあのマークが……。 - アメリカ版ホグワーツの物語 ハリポタ作者書き下ろし「イルヴァーモー二―魔法魔術学校」が全世界同時解禁
映画「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」の前に予習、予習!