食品アレルギーから起こるアナフィラキシーショックで救急搬送された体験マンガがTwitterで話題になっています。
マンガはTwitterユーザーのまーぶさん(@nemutaimabuta)が、実際に経験したことを元に描かれたもの。卵、ナッツ、キウイのアレルギーを持っているまーぶさんが職場でもらったクッキーを口にしたことからはじまります。これまでは具合が悪くなっても、水を大量に飲みしばらく休むか、一度吐いてしまえば大丈夫という程度だったため油断していたそうです。
クッキーを食べてから5分後、喉にかゆみをおぼえ、「あっヤバいな……」と危険を察知したまーぶさん。しかし、この時はとりあえず「まあ水のんどけば……」といつものようにやりすごそうとします。ところが20分後、吐き気・強烈な胃痛・粘膜が腫れて喉がイガイガかゆく、鼻がつまる――といった症状が始まり、ついには立つこともできないほどに……。「今思えば一口食べて様子を見るべきだった」という切実な一言が胸に刺さります。自分でも何が起こるかわからないのがアレルギーの恐ろしいところですね……。
その後救急車を呼んでもらい、病院で措置をしてもらってなんとか回復したまーぶさんでしが、最悪ノドが腫れて窒息してしまうケースもあると聞かされ、あらためて「アレルギーってこわい」と実感したそうです。ちなみに今回ここまで症状がひどくなったのは、恐らくクッキーにアーモンドプードルを使用していたからではないかとのこと。アーモンドプードルとはアーモンドを粉末状にしたもので、アーモンドパウダー・アマンドプードルとも呼ばれます(プードルはフランス語でパウダーという意味)。ケーキやクッキーなどの風味付けによく使われますが、ナッツアレルギー持ちの方はもちろん食べられません。
まーぶさんによれば、少しでも多くの人にアレルギーの怖さが伝わればとこのマンガを描いたそうです。「私もアレルギーで救急車に運ばれたことがあるので共感した」「アレルギーはなった人でないと怖さを理解してもらえない」など反響を呼んでいます。アレルギーは単なる好き嫌いや甘えではなく、命にかかわることであるという事実が、1人でも多くの方に届くことを願います。
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食べるのがもったいないレベル。