11月17日公開予定のアニメ映画「GODZILLA 怪獣惑星」に登場するゴジラのビジュアルが一部解禁されました。小さい頭に異常に発達した筋肉質の巨体が圧倒的な存在感を感じさせます!
6月13日に公開されたのは、本作のビジュアルポスター。墨絵のような雰囲気で描かれたゴジラのシルエットからは、ゴジラの特徴的な背びれや手、太い脚などが確認できます。
監督を務める静野孔文さんは「これまでのゴジラに縛られなくていいと当初より東宝さんからお許しをいただいたので、自由な発想でアニメならではのかっこいいゴジラが出来上がったと思います」と自信をのぞかせるコメント。
共同監督の瀬下寛之さんは、「膨大な質量を支える為の独特の体組織と筋繊維の集積により、とてつもなくたくましいフォルムの造形となりました。創造したわれわれ自身が平伏すような、恐ろしくも神々しい、作品全体を震わせる圧倒的な存在。それが本作のゴジラです」とゴジラのフォルムについて語っています。
情報解禁からネット上では「シルエットはレジェゴジっぽいな」「レジェゴジっぽさあるけど、首回りが少しスマートでより前傾姿勢な感じ」「上半身がギャレゴジ、下半身がエメゴジに、見えた 」と、2014年に公開された「GODZILLA ゴジラ」に登場した通称:ギャレゴジ(レジェゴジともいう)を連想する人も多い様子(※)。
※ギャレゴジ(レジェゴジ):2014年公開のハリウッド映画版に登場したゴジラ。体内の原子炉で生み出したエネルギーを青色のドロっとした熱線で吐き出す。作中では主に「ガッズィーラ」と呼ばれ、小さい頭にガッシリとした体、約108メートルの巨体でひとびとを驚かせた。
また「GODZILLA ゴジラ」公開当時のギャレス・エドワード監督の「この映画では、もし、ゴジラが現実にいたらどうなるか? それを追求したつもりさ。これはモンスター・ムービーではない。ゴジラ・ムービーなんだ。それが全ての出発点さ」というコメントを振り返り、「レジェゴジにデザインが似ているのは、生物としてのゴジラを考えた場合、行き着く先が同じ所ではないからかな?と思う」と推察するファンや、「わざわざ『ビジュアル(一部)』と謳われていたり、このキャッチコピーだったりするので、ギャレゴジに似ているという声は織り込み済みで、歴代の色んなゴジラの特徴を捉えた形態に次々と変態して最後の最後に未曾有の新形態になったりするのかな」と想像するファンの姿も見られました。
いずれにせよ、現段階で公開されたのは“シルエット”のみ。“生命として2万年成長し続けた”歴代最大サイズのゴジラの全貌が明らかになる日が待ち遠しいですね。
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(Kikka)
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※若干のネタバレを含みます。