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仏パリで行われたJAPAN EXPO 2017で、今 敏さんによる漫画作品『OPUS(オーパス)』のアニメ化を検討中であると、MAPPA/スタジオM2代表の丸山正雄プロデューサーが明かしました。フランスの大手アニメ情報サイトCATSUKAが報じています。
今 敏さんは「千年女優」「パプリカ」などで知られるアニメーション映画監督。緻密に描き込まれた画面と、現実と虚構が入り乱れる作風が魅力でしたが、2010年に新作「夢みる機械」の準備中に46歳の若さで亡くなりました。監督業を本格的に始める前は漫画家としても活躍しており、『OPUS』は1995年〜1996年に連載されたもの。
丸山さんは元マッドハウスの代表で、今 敏監督の右腕を長年務めてきた人物でもあります。2016年にアキバ総研のインタビューで、今 敏監督の遺作「夢みる機械」の製作断念について語った際、「今さんの原作を誰かがアニメ化したら、その誰かの作品になりますよね。それだったらやりたい」とも語っていました。
企画が実現した場合の発表時期や形式については不明ですが、制作スタジオには丸山さんが社長を務めるスタジオM2を考えているとのこと。今後の続報に期待したいところです。
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米ロサンゼルスで開催中の「Anime Expo 2017」で発表されました。