トウモロコシを丸ごと1本使った炊き込みご飯、「モロコシ飯」が夏らしくておいしそうです。トウモロコシの甘みとバターが決め手だというレシピを実際に作ってみました!
用意したのは、お米2合と生のトウモロコシ1本、塩、そしてバターです。レシピをTwitterで公開した、budd(@budd200)さんによると、モロコシ飯は昔から自宅で親しまれていたもので、「トウモロコシの品種は甘い物(少し良いもの)」を使うのがポイントとのこと。今回はアドバイスに従って爽やかな甘味が特徴の「ゴールドラッシュ」という品種を用意してみました。
早速作っていきましょう。まずはお米を洗って、水に1時間浸します。その間にトウモロコシの皮をむき、トウモロコシの実を軸から外していきます。トウモロコシを半分ぐらいのところで折ると実が外しやすくなるのですが、プチプチと実が外れていくのは結構楽しくて、つい夢中になってしまいます。
そうこうして1時間たったら、炊飯釜にお米、定量の水、お塩(小さじ1と3分の1)を加え、よくかき混ぜます。そして軸から取り外したトウモロコシの実、トウモロコシの芯を入れて炊飯ボタンを押せば後はご飯が炊けるのを待つだけです。
このとき「トウモロコシの芯まで入れるの?」と思ってしまう方もいらっしゃると思いますが、実はトウモロコシは芯にもうま味が詰まっているので、必ず一緒に炊き上げましょう。
ご飯が炊きあがったら、芯を取り出してからバターをひとかけら加え、全体に行き渡るようにさっくりと混ぜます。トウモロコシの黄色とご飯のコントラスト、そして何より炊きあがりの香りがなんとも食欲を誘いますね!
早速炊きたてのモロコシ飯をいただいてみます。トウモロコシのシャキシャキした歯ごたえと、バターの風味がたまらなくおいしいです……! トウモロコシの実だけでなく、芯も一緒に炊き上げたことにより、トウモロコシのうま味、そして甘みが強く感じられます。夏は食欲が落ちがちになりますが、これはついついおかわりしたくなります……!
Twitterでは「子ども達にウケが良くオカワリ要求されました」との報告の他、ブラックペッパーを振りかけるアレンジ、お水の分量を調整して白だしを入れるアレンジ、おこげが作れる炊飯器を使ってお塩の代わりにおしょうゆを使うアレンジなども報告が寄せられており、各ご家庭ならではのモロコシ飯が作られているようです。ぜひ皆さんも「我が家のモロコシ飯」を作ってみてはいかがでしょうか。
(おかもと)
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