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トワイライトエクスプレスの内装を再現したホテル「ファーストキャビンステーション あべの荘」、大阪・阿倍野に10月28日開業
新機軸カプセルホテル「ファーストキャビン」の新ブランド。JR西日本ファーストキャビンが運営。
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かつて大阪〜札幌間を約22時間かけて走り、2015年3月に惜しまれながら定期運行を終了した寝台特急「トワイライトエクスプレス」(関連記事)。JR西日本ファーストキャビンが、この寝台特急の内装をコンセプトルームとして再現したホテル「ファーストキャビンステーション あべの荘」を10月28日に開業する。
ファーストキャビンステーションは、カプセルホテル形態ながら旅客機のキャビン型座席をイメージした空間作りで施設数を増やしているファーストキャビンの新ブランド。ファーストキャビンステーション あべの荘はその1号店として、ファーストキャビンと西日本旅客鉄道(JR西日本)が出資したJR西日本ファーストキャビンが事業運営を行う。
場所は大阪府大阪市阿倍野区松崎町2丁目。JR天王寺駅から徒歩6分、大阪市営地下鉄御堂筋線天王寺駅と近鉄阿部野橋駅から徒歩2分の場所にある。客室(キャビン)は129室。広さや設備に応じてプレミアム、ファースト、ビジネスの3クラスを用意する。最上位のプレミアムクラスには、トワイライトエクスプレスの内装を再現したコンセプトルームを2室設ける。また、共用部には開放的な庭園エリアやラウンジ、大浴場もある。
宿泊料金はビジネスクラス(約2.5平方メートル)で1泊5900円(税込、以下同)から。プレミアムクラスはツイン/ダブルベッド仕様で1万6000円から。1時間900円(ビジネスクラスで1回2時間から)のショートステイも行える。
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