Twitterに投稿された、猫ちゃんが御神体の「ダンボール神社」が「参拝したい」「御利益ありそう」と話題になっています。
制作したのは投稿した尚輝(@hisasyu)さんのお母さん。全体が段ボールでガッシリと作られ、装飾も段ボールの波状になっている部分(中芯)を使うなど、見事に表現しています。仕上げにしめ縄と紙垂(しで)に紫色の幕も付けられ、さらに段ボールでできたおさい銭箱も備わり、完成度の高い神社が出来上がっています。
そしてなんといっても神前幕の内側からのぞく御神体、15歳の三毛猫「みるく」ちゃん様が大変かわいらしいです。ちょうどよくおさい銭箱の前に首を出して、何かを期待するようなまなざしに、すぐにカリカリをお供えしたくなります。
猫ちゃんが入るのにピッタリなサイズ感がステキですが、5歳のチワワ「ココ」ちゃんにとっても高さがジャストサイズで、猫ちゃんマークの「神額」が気になりつつも参拝する姿が目撃されています。そんなココちゃんもまたかわいい。
尚輝さんによると、手先の器用なお母さんは昔からいろいろなモノを作るのが好きなようで、つまみ細工やミニチュアハウスなどを唐突に作ったり、尚輝さんが幼いころには子ども服を作ったりしていたそうです。
今回の「ダンボール神社」は「みるくをいつも以上に可愛く見せる為と自分がどこまで作れるかの腕試しも兼ねて」の作成だったようで、たくさんの人にみるくちゃんたちを見てもらえて喜んでいるとのことでした。
そんなみるくちゃんはもともと捨て猫で、拾われてから里親募集されていた猫ちゃんだったそうです。みるくちゃんたち家族は愛知県に住んでいますが、ふるさと納税で犬の殺処分ゼロを達成(2016年度)した名古屋市でも猫の殺処分ゼロはまだ目標の段階で、厳しいのが現状です(関連記事)。とはいえ保護活動も簡単ではないので、保護や里親探しの活動を支援したり、会いに行くのが支援になる猫カフェ(関連記事)に行くなど、身近なところからお猫さまの御神体におさい銭をお供えする気持ちで参加してみるのもいいかもしれません。
Twitterではお母さんの作った見事な段ボール神社に「すごい」「素晴らしい作品」と称賛の声が寄せられ、また「作ってみたい」といった声も上がる人気となっています。ちなみに尚輝さんのツイートでは御朱印の案として「お口か肉球でいいかな」と、みるくちゃんのどアップがかわいい写真も投稿されていて見ることができます。
画像提供:@hisasyuさん
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