放送中のアニメ「ボールルームへようこそ」が、月刊少年マガジンで連載中の原作の展開に先行することが、原作者の竹内友さんのコメントで分かりました。
竹内さんは作品公式Twitter上で「原作とアニメで歩調をあわせてストーリーを進行させる予定でしたが、原作側の進行の遅れによりアニメが先行することとなりました」と報告。原作はまだ描き上がっていないものの、想定している展開はスタッフに伝えており、アニメもそちらを踏まえたものになるとのこと。ただし連載を進める上では「当初の想定から変わりアニメとは異なる部分も出てくるかと思います」ともコメント。「アニメ/原作のどちらも楽しんでいただけると幸いです」としています。
同作は気弱な中学生の主人公・多々良(たたら)が社交ダンスに出会い、ライバルやダンスのパートナーらと共に成長していく物語。社交ダンスという少年漫画では珍しい題材にもかかわらず、熱い展開と魅力的なキャラクターで人気を獲得しています。原作は2011年に連載が始まり、アニメは2017年7月から放送開始。しかしながら、原作は竹内さんの体調不良などを理由に近年では休載や掲載ページ数の減少が目立っていました。
原作は10月の雑誌掲載時にも公式Twitter上で「体調不良のなか最後まで粘っていただきましたが、短いページ数での掲載となってしまいました」との報告があり、ファンからは「健康が第一です」「あのページ数でも圧倒的満足感を得れたのが驚きです」「体調不良なら粘らせないで」など、無理をしないでほしいという応援メッセージが多数寄せられていました。
竹内友さんのコメント
キャストの皆様、スタッフの皆様に素敵なアニメを制作していただき、本当に有難うございます。
都民大会の終盤、原作とアニメで歩調をあわせてストーリーを進行させる予定でしたが、原作側の進行の遅れによりアニメが先行することとなりました。原作は描き上がっていませんが、こちらの想定をお伝えして進めていただいたものになります。
なお今後原作を描き進める上で、都民大会以後の展開も見据えると、当初の想定から変わりアニメとは異なる部分も出てくるかと思いますが、アニメ/原作のどちらも楽しんでいただけると幸いです。
(C)竹内友・講談社/小笠原ダンススタジオ
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一度も休載せず完結しました。