富士急行は、お台場エリアのドライブと東京湾のクルージングの両方を1台で楽しめる水陸両用バス「TOKYO NO KABA」の運行を11月27日から開始します。
車両デザインはクルーズトレイン「ななつ星in九州」(JR九州)などのデザインを手掛けた水戸岡鋭治氏が担当。車体には古代エジプトの守り神で水と陸の両方で生活する動物の王者でもある「カバ」が描かれています。
乗車時間は約45分間。アクアシティお台場を出たバスはお台場エリアのビル群を約25分陸上走行した後、お台場海浜公園スロープからレインボーブリッジに向かってダイブし、海上を約20分クルージングします。
車内には水陸両用バスとしては世界初(同社調べ)の「高品質3Dサウンド」を導入。テレビ局の前を通る時にニュース番組の音楽を流すなどの演出を楽しめます。
さらに車両先頭に取り付けたカメラのライブ映像を車内3カ所のモニターで放映。どの席にいても入水の瞬間の迫力などを見ることができます。
訪日外国人客向けには英語、中国語、韓国語、タイ語、インドネシア語の5カ国語の音声ガイダンスを用意しています。
運航回数は1日7便(混雑状況によって増便あり)で料金は大人3500円。乗車日の1カ月前から「TOKYO NO KABA公式ウェブサイト」で予約を受け付けます。
TOKYO NO KABA
発着場所:アクアシティお台場 1階北側バス乗り場
ルート:出発地〜陸上(台場エリア・約25分)〜海上(台場・約20分)〜終着地
料金:大人3500円、小人1700円、乳幼児500円
車両仕様:全長11.9メートル/幅2.49メートル/重さ13.86トン/航海速力6.0ノット/定員38人
運航会社:株式会社フジエクスプレス(本社:東京都港区)
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