11月18日・19日にかけて、茨城県大洗町であんこうのおいしさを広く知ってもらうべく開催されたイベント「大洗あんこう祭」。このお祭りは地元の人々が作るおいしい「あんこう汁」のほか、名産である海の幸を中心に、さまざまな料理が楽しめるだけでなく、大洗を舞台にしたアニメ「ガールズ&パンツァー」のメインキャストを招いたトークショーが行われるなど、ガルパンおじさんにとってもかけがえのないお祭りとなっています。
そんな「あんこう祭」に俺の嫁である「秋山優花里(キューポッシュ)」を連れて取材してきました。メイン会場からサテライト会場、商店街、そして大洗に行ったときに必ず訪れている磯前神社まで、丸一日かけてたっぷりと聖地を満喫してましたよ!
メイン会場となるのは大洗のランドマークであるマリンタワー下の広場。多くの露店が並び、魚介類から肉、粉ものなど、各店が扱うメニューはさまざま。人気だったのはあんこうを使った料理や温かい汁物。海が近いこともあって寒いもんね。
今回の取材のメインであるガルパン声優陣によるトークショーまでは少し時間に余裕があったので、まずは「ガルパンテント村 ミニミニホビーショー」と、まいわい市場が入っているアウトレットの様子を見に行くことにしました。
ホビーショーはミニミニとついていますが、その規模はなかなかのもの。各メーカーが販売するグッズもバリエーションに富んでおり、バンダイビジュアルの公式グッズだけでなく、各メーカーの許諾を受けたグッズも魅力的で、あれもいいこれもいいと目移りして悩んでいるファンの姿も見られました。わかる、その気持よくわかる。
アウトレットにもガルパン関連の出展ブースがあり、カードゲームやビデオゲームなどの展示や体験コーナーが設けられていました。一時トラブルに見舞われた(関連記事)「まいわい市場」や「ガルパンギャラリー」も入場規制がかけられるほどの混雑ぶりで、グッズやおみやげを買おうとする人々が長蛇の列を作っていました。
また、このアウトレットも作中に登場したことから、内部で写真を撮って楽しむファンの姿も見られました。かくいう私もその1人でね……!
一通りみているうちにガルパン声優陣によるトークショーの時間が迫ってきたので移動。ステージ前に用意されたプレス向けのエリアで私も待機。秋山殿と一緒にトークショーが始まるのを待ちました。
ただステージイベントは撮影NGとなっていたので、その模様はオフィシャル写真を交えたレポート記事を用意してあります。そちらもぜひ(→「大洗あんこう祭」ガルパンメインキャストが勢ぞろい! 最終章のネタバレぎりぎり5大ヒントとは)。
ちなみにステージでは大洗と友好的な関係を結んでいる各地の代表が地元を紹介したり、蝶野正洋さんを招いたステージ、さらには「キラキラ プリキュアアラモード」のショーも。ステージ前のプレス向けエリアはキッズ&ファミリー向けのエリアにもなっていて、シートを広げてショーを楽しむ親子の姿がありました。
目の前にプリキュアがいるという特等席を用意されたキッズたちはとても楽しそうで、思わずほっこり。大きなお友だちはその後ろやサテライト会場のビジョンで楽しんでましたね。
トークショーを取材したあとは商店街の様子を見に行きましょう。お祭りの間、商店街の道路は歩行者天国となっていて、道路には全国各地から集まったガルパン痛車がずらり。なかにはモチーフになっているキャラのコスプレイヤーが一緒に並んで撮影する姿もみられました。
また、地元商店街のみなさんも自慢の料理を販売したり、ガルパンとコラボしている「水戸ホーリーホック」の特設ブースや屋台も並び、大混雑のメイン会場より少しだけまったりとした空気が流れていました。
やきとり、みつだんご、おでん、あんこう汁に海鮮丼など、おいしいものを食べ歩く人も多くて、誰かが食べているのを見てホイホイと釣られてしまう人もいたり。
アニメ効果で集まったガルパンおじさんたちですが、この町の味に胃袋を掴まれてしまった人も多く、いまでは商店街の常連になっている人も多いのです。おばちゃんやおっちゃんに会いたくて来ちゃうという人も。
このあとどうするかと時間を確認すると少しばかり余裕があったので、そのまま磯前神社へ足を伸ばすことに。
神社も作中に登場したことから聖地巡礼スポットのひとつとして人気で、境内にイラスト入り絵馬を吊るしにきたという人、それを見に来たという人も多かったですね。
私は神社の階段を登りきったところから見下ろす海の景色が好きで、大洗に来た時は毎回訪れています。今回もやってきたぞーっと記念写真を1枚。なんか毎回この欄干の上で撮ってる気がする……。
このあとも商店街やマリンタワー下の広場、アウトレットと各所を回っているうちに日も暮れて、大洗あんこう祭は無事終了。
今年の来場者数は13万人と発表され、前年とほぼ横ばいとなりました。2016年に開催されたときは水戸駅で長蛇の列が出来てしまい、会場周辺でも大渋滞が起きたことから、2017年は混雑解消・分散に力を注いだそうですが、それらも功を奏したようで目立った混雑や混乱もみられませんでした。
今回は取材、つまり仕事ありきで大洗を訪れましたが、また時間を作って今度は大洗に“帰って”きたいと思います。
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