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漫画原作者・狩撫麻礼さん死去 『リバースエッジ 大川端探偵社』『オールドボーイ』などを世に送り出す

数々の名作を、ありがとうございました。

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 劇画や漫画の原作者として知られる狩撫麻礼さんが1月7日に亡くなっていたことが分かりました。コミックビーム編集部の公式Twitterが伝えており、葬儀は本人の意向により近親のみで終えたとのこと。


 狩撫麻礼さんは1947年生まれ。劇画の原作を数多く手掛け、土屋ガロン名義で原作を担当した『ルーズ戦記 オールドボーイ』(画・嶺岸信明)は2003年に映画化され、2004年にカンヌ映画祭審査員大賞を受賞。2007年には漫画界のアカデミー賞といわれるアメリカの「アイズナー賞」で最優秀日本作品部門を受賞しました。

 また、『漫画ゴラク』(日本文芸社)で不定期連載中だった作品『リバースエッジ 大川端探偵社』(原作・ひじかた憂峰名義、画・たなか亜希夫)が、2014年にオダギリジョーさん主演でテレビドラマ化。いましろたかしさんとタッグを組んだ名作『ハード・コア 平成地獄ブラザーズ』は、2018年に山田孝之さん主演・プロデュースで実写化映画が決定していました(関連記事)。

狩撫麻礼 土屋ガロン ひじかた憂峰
『ルーズ戦記 オールドボーイ』(画像はAmazon.co.jpから)
狩撫麻礼 土屋ガロン ひじかた憂峰
『リバースエッジ 大川端探偵社』(画像はAmazon.co.jpから)


 時代を駆け抜けた名原作者の訃報にファンからは、素晴らしい作品を生み出した感謝の言葉に加え「偉大な原作者を失い言葉もありません」「狩撫麻礼先生。ありがとうございました」「新作読みたかった」など悲しみの声が寄せられています。

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