タレントのGENKINGさんが1月29日、性適合手術を受けていたことをInstagramで告白。女性への性別変更も認められ、戸籍上でも本名の元輝(げんき)から沙奈(さな)に改名していたことを明かしました。本当によかった。
手術と改名を経て現在の状態を「“自分で自分を生んだ”っていう感覚」と表現したGENKINGさん。2017年1月に性同一性障害を明かし、2月には2016年から続けていたホルモン治療を受けていることをSNSでファンに告白していました。1月29日には情報番組「ノンストップ!」(フジテレビ系)に出演し、2017年5月にタイで6時間にも及ぶ性適合手術を受けたこと、7月に戸籍上で女性として認められ、8月に女性名への変更が認められたことなどを涙ながらに語りました。
GENKINGさんはユニセックス系の“オネエキャラ”として2015年にブレイク。幼少期から体は男性で心が女性であることに苦しみ、ユニセックス系だと偽ることが唯一自分を守る方法だったと言います。芸能界で人気が出たらそのつらさから解放されると思っていたところ、今度は本来の自分とファンの思い描く自分とのギャップで悩むことに。性同一性障害だということを告白できない日々に苦しむGENKINGさんでしたが、2016年にホルモン治療を開始。2017年5月には、「本来産まれるべき姿に戻る為」にタイへ足を運び、性転換手術を受けました。
術後、「双子というか、前世の記憶をもったまま生きているっていうか……」と、“元輝”としての人生が自分のものとは思えなかったという不思議な感覚を味わったというGENKINGさん。性転換後は幼少からの悩みや苦しみが驚くほど小さくなったそうで、その理由を心が満たされ始めたことが大きいのではないかと分析しています。
「両親や家族と何度も話し合い、家族は私の生き方を尊重してくれています」と家族の支えがあったことも明かしたGENKINGさん。この告白にファンからは「きっと新しい人生輝いて行きますよ!」「凄い勇気に感動いたしました」「沙奈さんとして新たな人生の一歩を踏み出せて本当によかった!」「これからも貴女らしい素敵な人生を謳歌してください」と激励するコメントが多く寄せられています。心から幸せになってほしい。
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