ミュージシャンのGACKTさんが3月5日、日本女子体育大学附属二階堂高等学校の卒業式で毎年恒例となっているシークレットライブを実施。その様子が、ニコニコ生放送で独占生中継されました。一生の思い出になること間違いなし。
今回で12回目となるシークレットライブは、卒業生からのオファーで実現したもの。女子校での卒業式ライブが史上初ということもあり、「ちょっと(反応が)怖いな」と不安な心境を吐露する場面もありましたが、大歓声の中迎えられると、卒業生やその親が見つめる中「キミのためにできること」「野に咲く花のように」などの名曲を熱唱。MCでは「夢をかなえること、それは強い意志を貫くこと。キミたちの未来に期待します」と力強いメッセージを贈りました。ニコ生では「夢見てるような時間になるんだろうなぁ」「こんな卒業いいな」「あーーーこの声でおめでとう言われたかった」など、うらやましがるコメントが殺到しました。GACKTさんに祝われたい人生だった……。
GACKTさんがシークレットライブを始めたのは2006年のこと。兵庫県立舞子高等学校環境防災課の生徒からDJを務めるラジオ番組に、所属学部の消滅を阻止するため応援してほしいという願いが書かれた投書がされたことがきっかけでした。それに対してGACKTさんは「オマエたちの頑張りで、翌年の新入生の定員をオーバーすることがあれば、ボクがオマエの卒業式に花を添えてやる」と約束。一念発起した生徒を中心に環境防災科のアピールが行われるようになり、結果的に受験者数を定員オーバーさせることに成功しました。
これに感動したGACKTさんは生徒との約束を果たすため楽曲「野に咲く花のように」を描き下ろし、学校と連絡を取り合って卒業式にサプライズゲストとして登場。以後、これから夢に向かって歩き出す学生たちの背中を少しでも押せたらという思いから、毎年3月に全国どこかの学校の卒業式でシークレットライブを行っています。
長年トップアーティストとしてまい進し続けているGACKTさん。しかし、自身の影響力について危惧しており「【期限切れ】が訪れるまでの間にボクらがやれることは、実際それほど多いわけではない」とも。次回以降のシークレットライブについては「ボクの影響力がまだ残っているうちは続けるよ」と意志を表明しています。今回のシークレットライブの生中継映像に前日のリハーサルの模様を加えた密着完全版は、3月17日にニコ生で配信予定。GACKTさんに「期限切れ」なんて来ない気がする。
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