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押井守監督が夢枕獏さんの伝奇小説『キマイラ』をアニメ映画化することが、発売中のシリーズ最新刊で判明しました。
言及があったのは『キマイラ13 堕天使変』(ソノラマノベルス)の巻末。表紙の帯文には「夢枕獏×押井守『キマイラ』映像化決定!!」としか書かれていませんが、巻末の夢枕獏さんによる“お知らせ”には、「押井守さんが、『キマイラ』を、アニメーションで映画化してくださることになりました」と、アニメの企画であることが明言されています。
同作は「キマイラ・吼」シリーズとして1982年から続いているもので、体内に異形の力を秘めた少年・大鳳吼の数奇な運命を描いた作品。エロスとバイオレンスを含んだ作風は若い読者の支持を集め、現在のライトノベルの礎を築いたとも評されています。
原作のどのあたりを映像化するのかなど詳細については未発表ですが、夢枕獏さんは「全部、押井さんにおまかせする覚悟であります」と、押井監督に全幅の信頼を寄せていることを伺わせています。
なお、3月13日にはProduction I.G公式サイトで、押井監督の新作映画のボランティアエキストラの募集も告知されています。
募集されている役どころは「女子高校生役」「教師役」「献血所の受付スタッフ」など。こちらの作品タイトルは不明ですが、内容が「学園ファンタジー」と説明されており、どんな作品になるのかファンの注目を集めています。
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