advertisement
4月23日、JAIPA(日本インターネットプロバイダー協会)が「NTTグループのブロッキング実施の報道について」とする声明を発表しました。NTTグループ4社(日本電信電話、NTTコミュニケーションズ、NTTドコモ、NTTぷらら)が海賊版サイトに対するブロッキングを実施すると発表した件について(関連記事)、JAIPA自身は引き続きブロッキングに反対の姿勢を続けるとしています。
JAIPAは4月12日に、「著作権侵害への対策としてのブロッキングは許されない」とする見解を発表。「これまでの国民、ISP事業者、政府の間の信頼関係を政府の側から一方的に壊し、ISP事業者による今後の違法・有害情報対策への取り組みに対しても悪影響を及ぼしかねない」と述べ、「断じて許されないもの」との考えを示していました。
そんな中、今日になりJAIPAの会員であるNTTグループがブロッキングの実施を発表。海賊版3サイトに対して、「制度が整備されるまでの短期的な緊急措置」として、準備が整い次第実施すると連名で発表しました。
関連記事
- 「漫画村」など海賊版サイト遮断、KDDIとソフトバンクは「検討中」
あくまで慎重なスタンス。 - NTTグループ4社、海賊サイトブロッキング実施を正式発表 「法制度が整備されるまでの短期的な緊急措置として」
対象は「海賊版3サイト」。 - 「漫画村」のロゴ入り漫画、Amazon Kindleストアで無断販売される 集英社「至急対応する」
「漫画村」のデータを「Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング」で販売したものか。 - 「漫画村」月間売上は6000万前後、利用者データを販売? サイトブロッキングシンポで調査結果が発表される
利用者データの販売も行われていたとしています。 - 押切蓮介先生が“ドグサレ海賊版サイト”の運営集団を描いた衝撃漫画、コミックDAYSで緊急公開
ドグサレ海賊版サイト「漫画沼」に鉄槌を……! - 「望んで広告を出しているものではない」 海賊サイト広告問題、出稿していた大手企業の言い分は
アフィエイターが無断で海賊版サイトに出稿している可能性も。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.