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大阪地震の影響で「京セラドーム」の屋根にヒビ? 事実誤認のツイート拡散に注意

拡散する前に事実確認を。

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 6月18日7時58分ごろに、大阪府北部を震源とする地震が発生したことを受けて、SNSなどでは「京セラドームの屋根に亀裂が入っている」という事実誤認の情報が拡散しています。


京セラドーム ウワサになった京セラドームの屋根(Google Mapより/画像は編集部で一部加工しています)

 きっかけは複数のユーザーが画像つきで投稿したツイートで、「本当に亀裂?入ってる」「京セラドーム、亀裂入ってる」「京セラやば、穴空いてるやん」など、地震による影響で京セラドームの屋根部にヒビが入ったという情報が投稿されています。

 しかし、これについてSNS上では「ガセ情報」「悪質なデマですよー!」との情報が多数。屋根部につけられた階段が亀裂の様に見えて、投稿者らが事実誤認をしたのではないかとの意見が上がっています。

 ねとらぼ編集部が、京セラドームを本拠地とする球団「オリックス・バファローズ」に被災状況を問い合わせたところ、「全館点検中ですが、今の所大きな被害は確認されていません」とのこと。「京セラドームにヒビが入った」という情報が流布していることについては把握している様子で、「おそらく事実ではないと思いますが、あくまで点検中ですので、また何か分かりましたらお伝えします」とのことでした。


京セラドーム 搬入用の外階段がヒビと誤認されたとみられる(Google Mapより/画像は編集部で一部加工しています)

 今回の情報については、事実誤認ではないかとみられますが、引き続き余震などへの注意が必要です。また災害の際に意図せずデマ情報を拡散してしまうケースが近年増えていますが、熊本地震の際には故意に「動物園からライオンが逃げた」という情報をツイートした男性が、偽計業務妨害の疑いで逮捕されるケースも発生しています(関連記事)。あわせて注意が必要です。

(Kikka)

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