子どもを通してみる世界は、自分の価値観が覆ることがあったり、それまで経験したことがないようなことが起こるもの。「食器棚でボルダリングができること」「空にはたくさんの飛行機がとんでること」などなど、2歳男児と0歳女児を育てるむぴー(@mupyyyyy)さんが「子どもができて知ったこと」を描いたイラストに、Twitterで多くの育児経験者から同感する声が寄せられています。
他にも「Eテレが思ったより攻めてること」など、作者は「子どもができて知ったこと」をあたたかみあるシンプルな線で描いていきます。子どもがいる家庭では朝は自然と子ども番組をやっているNHK・Eテレを付けがちになると思いますが、シュールな番組やコーナーも多くて、大人も楽しめたりしますよね。
子どもができて知ったこと……「夜ねむれることの贅沢さ」「ゆっくりご飯が食べれることの贅沢さ」「思ったより自分に忍耐力がないこと」。
授乳におむつ替え、夜泣きなどの対応に追われと、赤ん坊がいると夜に自分のペースで就寝したり朝までぐっすり眠れることって当たり前ではないことに気がつきます。子どもたちのいたずら、イヤイヤについイラっとしてしまったりして、自分の忍耐力のなさに落ち込んでしまうことも育児あるあるです。
知ったことは苦労ばかりではありません。「赤ちゃんのいい匂い」「眠くなるとぽかぽかする足」「小さな長靴とカサ」「首に回してくる小さな手」。赤ちゃんって、甘くて何とも言えないいい匂いがするんですよね。眠くなると手や足が温かくなったり、体の反応もわかりやすくて、守ってあげなくてはと愛おしくなってしまいます。
そして最後に、「2人の未来が幸せであるようにと心から願う気持ち」。昼間、どんなにワチャワチャしていても余裕がなくても、子どもの寝顔を見れば、ホッとします。それに、幸せになってほしいと願わずにはいられません。
自分のために生きてきた人生。子どもができることで新しい世界のドアを開く体験をしたり、そして、自分の命より大切なものができる。子どもが小さい時に感じること、知ること、そして、成人を迎えるその日まで、たくさんのことを子どもと一緒に体験していくことになるんですね。
イラストを見た人たちからは「涙が出ました。幸せを願う気持ち、どんどん大きくなります」「もの凄く共感(;Д;)あと、子育てをしていてあらゆる場面で『自分が両親から受けた愛情』を思い知らされました」と、感動や同調の声が続々と集まっています。
むぴーさんは、ブログで日々の育児絵日記を公開したり、育児サイトConobieで、「おっぱいとぼく」という漫画の連載中です。
画像提供:むぴー(@mupyyyyy)さん
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「オレには子守は無理だ」からの脱却……! 薬物ポスターのパロディで描いた「育児が苦手なパパの悪循環」のイラストに共感の声
赤ちゃんと遊ぶことも立派なお世話です! - 「子連れでも気軽に電車に乗りたい」 電車での殺伐とした出来事を描いた実話漫画に反響
思い出そう、ぼくらはみんな子どもだった。 - 妊婦の大変さに理解のない夫を先輩がバッサリ 漫画「『母親』が弱音を吐くのは甘えだと言われた話」
「第三者の意見が効く」の、すごくわかる。 - 「子どもが落ち着くには周囲の大人に余裕が必要」 「元子ども嫌い」が寛容になれた理由とは
子どもはどうしても泣き止まないことだってありますしねえ……。 - 「もう2度とベビースター食わせない」 秀逸すぎるハッシュタグ「名画で学ぶ主婦業」に共感殺到
心の叫びが集まっていく……。