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漫画『BLEACH』などで知られる漫画家の久保帯人さんが7月14日、同作の実写映画化についてTwitterで直筆のコメントを発表しました。
同作は、霊が見える高校生の黒崎一護が死神の力を与えられ、虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊と戦う物語。2017年に映画「GANTZ」や「アイアムアヒーロー」などで知られる佐藤信介さんを監督に、俳優の福士蒼汰さん主演で実写映画化されることが発表され話題を呼んでいました(関連記事)。
同作の実写化について、「佐藤監督が実写として原作のどこを使ってどこを削るのか見てみたい」「映画の話を頂いた時が丁度連載終盤のストーリーを固めている最中で、時間的に映画にガッツリ関わる余裕が無かった」との2つの理由から映画に大きく関わっていないとした久保さん。代わりに、「キャラクター同士の距離と関係性を原作から変えないこと」「キャラクターの感情と行動に齟齬をきたさないこと」という2つの要望を伝えていたことを明かしました。
当初、完成品を見るまでは「気に入らなかったらコメント書かないよ」としていたそうですが、「結果として良いものに仕上げて頂いたと思います」と納得のいく仕上がりに。 映画としてまとまりやすくなるよう、伏線を張り替えるなど原作と異なる点はあるとのことですが、バトルシーンをうまく繋げ、ストーリーとうまく絡めたことによって、「スピードとスケール感のあるアクションは、日本映画として新しいレベルに到達しています」と称賛しつつ、「コメント書けてよかった。どんなものか、是非観に行って確かめて下さい」と呼びかけています。
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コメント中には「色々とご協力のご提案を頂いた」とも。