五木あきらさんやうらまるさんなど人気のコスプレイヤーやモデルが登場する会員制コンセプトカフェ&バー「12CO.BASE(じゅうにこべーす)-秋葉原-」が7月21日に東京・JR秋葉原駅から徒歩5分の場所にオープンしました。事前情報だけでは全貌が理解できなった同店を開店直後に突撃しました。
秋葉原駅昭和通り口から馬喰町方面に歩いたエリアに位置する同店は、コスプレプロダクションの12COMPANYが運営する会員制のカフェ&バー。秋葉原の中心地から離れたビジネス街のため、土日は人通りがほぼありませんが、ビルに到着し、エレベーターで2階に上がるとそこには鉄の扉。全然ウェルカムな感じがありませんが、恐る恐るインターフォンを押すと「いらっしゃいませ! いまお迎えにまいりますね」と女性の声。ドアを開けてくれたのはTwitterフォロワー27万超えの人気コスプレイヤー・五木あきらさんでした。
エスコートされて店内に入ると、中にはたくさんの人。カウンター席に10人、テーブル席に10人、立ち飲み用カウンターに5人と、建物の外観からは全く予想できない“超満員”状態でした。
フードメニューは約40種あり、キャストがおにぎりを握ってくれる「アレンジおにぎりとお味噌汁とお茶」(800円)やオムライス(1000円)、ビーフカレー(1200円)など、近隣のメイドカフェと同等、またはやや低めの価格設定となっており、ドリンクもアルコールからソフトドリンクまで約130種類がそろっています。
食事やお酒を楽しむことはもちろん、12COMPANY所属のコスプレイヤーたちが定期的にゲスト出演するので、交流できることも特徴。「コミックマーケットとかのイベント終わった後、1人でご飯を食べたりするとちょっと寂しいですよね。そんな時ここにみんな集まって乾杯したり、おしゃべりを楽しめるお店にしたいと思っています。私もワンダーフェスティバルやコミケなど、大きいイベントの後はここに登場予定なので、来てもらえたらうれしいですね」と五木さん。「アレンジおにぎり」などの品書きは五木さんが考案したそうで、「しゃけと昆布を入れて握ってあげたい!」と笑顔を見せてくれました。
また、ゲストとして登場していたコスプレイヤーのうらまるさんは「これまでイベントや撮影会でほんの数十秒の会話しかなかったので、新しい交流の場になりそうです。コスプレ界を理解したマナーの良いお客さんが多くて、居心地の良い空間になっています」と、初日の様子を話してくれました。
昨今、一見の観光客が多い秋葉原では、お店への入りやすさを強調する傾向があり、会員制で運営する飲食店は珍しいですが、同店は所属コスプレイヤーとファンが交流できる場所を目指しており、入店できる条件は、12COMPANYのファンクラブ(pixivFANBOX)会員であること、または店舗で会員登録(年会費4800円)をした人、会員の友人に連れられて来た人のみ。敷居をあえて高くし、常連客重視の隠れ家的空間を作り上げる狙いがありそうです。そんな新たなチャレンジが成功するか、注目されています。
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秋葉原の歩行者天国でコスプレイベントを開催するとしていました。