サクッと読めて、会社や学校でちょっと知ったかぶりできる「マンガで雑学」。今回は食べ物に関する雑学3つをお送りします。
雑学その1:夜のお菓子こと「うなぎパイ」は本当にエッチな食べ物なのか?
静岡県浜松市のお菓子「うなぎパイ」には「精力増強の効果があるエッチなお菓子なのではないか」といううわさがあります。キャッチコピーも「夜のお菓子」と何だか意味深なのですが、実際にはどうなのでしょうか。
製造元である春華堂によれば、このコピーはもともと「忙しい家族が顔を合わせられる夕食の一時」を表現したもの。しかし、当時の浜松市が夜の街として栄えていたことなどから、あらぬ方向に勘違いしてしまう人が続出してしまったそうです。
つまり、「うなぎパイ=エッチなお菓子」は根拠のない誤解……と話を終えたいところですが、その後、春華堂はまさかの販売戦略を展開。消費者の勘違いを逆手に取って、あえて精力剤を参考にしたパッケージカラーを採用し、売上を伸ばすことに成功したそうです。うわさが存在するのにも、それなりの理由があるのかもしれません。
雑学その2:日本初の宇宙食は意外な“アレ”だった
JAXA(宇宙航空研究開発機構)が日本国内で製造された初の宇宙食として認証した食品は、キユーピーマヨネーズ。さすがに包装は宇宙向けの特殊仕様になっているものの、中身は市販のものと同じだとか。
ちなみに食べ方は「生野菜用のサラダ調味料」。マヨネーズの用途は、地球でも宇宙でもあまり変わらないようです。
雑学その3:「昔のようかんには、お肉が入ってた」って知ってる?
コンビニなどでも販売されている和菓子の定番、ようかん。もともとは中国の料理で、羊肉が入った汁物だったとか。漢字で書くと「“羊”羹」になるのも、この名残だといわれています。
しかし、鎌倉〜室町時代、留学した禅僧がこの“ようかん”を日本に伝えると、食材が肉から植物性のものへとアレンジされるように。さらに江戸時代に寒天の生産がスタートすると、現代のわれわれにもおなじみの「練りようかん」が登場。名前が残った一方で、作り方は大きく変わってしまったというわけです。
他にもある! こんな雑学
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