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国道とは国が建設、管理を行う道路のことで、主要な都市間などを結ぶ道路が指定されています。「全国的に路線網を構築する」という重要な役割を担っている一方、どういうわけか青森県には日本で唯一の“階段になっていて、車両が通行できない国道”が存在するのだとか。
解説
本州北端の青森県・津軽半島にある国道339号には、「階段国道」と呼ばれる約400メートルの区間があります。362段に及ぶ、長く曲がりくねった階段が続いており、車両は通行できません。
ここはかつて狭くて傾斜の厳しい坂道で、もともと自動車は通れなかったとか。1974年に国道に指定されたものの、近くに車両が通行できる迂回路ができて、道路整備の必要性が薄れてしまったそうです。
階段が設けられたのは、国道指定後のこと。付近に小中学校があったことから「子どもたちが安全に登下校できるように」という歩行者目線の対応が図られたもよう。
ちなみに、階段国道は、青森県観光国際戦略局らによる観光情報サイトにも掲載。階段の上下で標高差が約70メートルあり、上りきるとなかなか良い景色が見られるようです。
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