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「リビングから風船が破裂するような音……?」 正体はまさかのボタン電池

気をつけなければ。

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 「最近リビングから風船が破裂するような音が……」不審に思ったTwitterユーザーのしゅう(@0201Shu)さん。何げなく見過ごしそうなこの現象が、実はアイツの仕業でした。



 部屋に風船などは置いておらず、音の発生源が分からなかったというしゅうさん。この現象をTwitterに投稿したところ、「ボタン電池が破裂する音だったりしないでしょうか……?」という反応が寄せられます。すると、なんということでしょう。袋の中に放置していたボタン電池が、本当にバラバラに破裂した状態で見つかりました。


「リビングから風船が破裂するような音……?」 正体はまさかのボタン電池 ギャーッ/画像提供:しゅう(@0201Shu)さん


 実はボタン電池は導電物と一緒に保管するとショートしやすい特性があります。平らな面と側面がプラス、少し出っ張った面がマイナスになっているので、電池が重なり合うと一方の電池が導線として働き、電極がショートして発熱・破裂を引き起こす危険があります。またネックレスやヘアピン、コイン、鍵なども導電物になり得るので、一緒に持ち運んだり保管するのは危険です(参考:事故事例から学ぶ家電安全生活 - パナソニック)。

 使用後のボタン電池にセロハンテープを包むように貼ると、絶縁されて安全。また、パナソニック広報に問い合わせたところ、こうした現象はボタン電池だけでなく、単3電池などでも起こり得るものとのこと。廃棄の際はやはりプラス極、マイナス極をセロハンテープなどで絶縁したほうが良いとのことでした。


「リビングから風船が破裂するような音……?」 正体はまさかのボタン電池 重ねて放置すると危険(画像はパナソニック公式サイトより

「リビングから風船が破裂するような音……?」 正体はまさかのボタン電池 廃棄する際はセロハンテープを貼って絶縁しましょう(画像はパナソニック公式サイトより

 幸いしゅうさんはケガもなく、火事などに発展することもありませんでした。ツイートに対してリプライ欄では「しゅうさん自身のみならず、家族の方にも怪我なくて何よりです」「確かに台所でこれはガチこわい」「溶けたことありましたけどまさか爆発するとは……」「両極にセロハンテープはるよう小学生の時(ゴミ処理場とかでかな?)言われたからいまだに守っている」といった反応が寄せられていました。



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