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映画「ヴェノム」(11月2日公開)に吹き替え声優として出演するタレントの中川翔子さんが、残虐な悪の存在である「ヴェノム」に変身。世界的特殊メイクアーティストのJIROさんの手により完成した、本気のビジュアルが公開されました。
ヴェノムは、英俳優のトム・ハーディさん演じる敏腕ジャーナリストのエディ・ブロックに「シンビオート」と呼ばれる意思を持った地球外生命体が寄生したことで誕生した悪の存在。
公開された写真は、顔の半分だけメイクされたものと、ポスタービジュアルにも使えそうな全身写真、そしてJIROさんによるメイク中の写真の3枚。長く伸びた舌は唯一特殊造形で作られており、透明な液体によって、より生々しいリアルさを表現しています。同映画の公式Twitter(@VenomMovieJP)ではメイキング動画も公開されています。
メイクのポイントについてJIROさんは、「ヴェノムと中川さんの骨格は違うのでバランスよく描くことを意識しました。中川さんの骨格を殺さないといけないところと、表面を立体感を含めた艶を表現するのが難しかったです」とコメント。
一方、約8時間のメイクの末、ヴェノムへと姿を変えた中川さんは「私も絵を描いたりするのですが、JIROさんにとっては短時間の作業だったと思います。メイク中、ヴェノムの血管をエアブラシで、迷いなく描いていかれるのは気持ちよさそうでしたし、メイクが仕上がった瞬間に『ヴェノムでしかないじゃん!』っていう完成度の高さと説得力がありました」と振り返り、「ヴェノムの特徴的な舌で猫たちを高速でペロペロなめたいです!」と愛猫たちへの斜め上な愛情表現も見せていました。
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本人と見分けがつかない。