「フル和室完備」「まるで鉄道」!! ぶっ飛び仕様でマジ楽しそう「キャンピングカーの世界」をのぞいてみた(1/2 ページ)
こういうので、旅に、遊びに出たくなります。【写真25枚】
クルマで旅してみたい、というか寝られて、住めるよこれ……。「キャンピングカー」、憧れではありませんか? 2018年9月28日から30日まで「車と旅」をテーマにしたイベント「カートラジャパン2018」が幕張メッセで開催されました。
これで海沿いを優雅に走りたいなーと思わせる楽しそうな三輪バイクから、「鉄道の座席だよねこれ」と錯覚するほどにまでに内装を快適仕様に改良した車両、約2000万円の“和室”付き豪華キャンピングカーまで、「趣味を楽しむ」「あの夢が願いがかないそう」なマシンが勢ぞろいするというので早速参加してきました。
釣りに、ドライブに、宿泊に! 用途に合わせて「改良」されたクルマたち
初めに目に飛び込んできたのは、キャンピングカーどっとジェーピーが展示した高級バンコン「O.W.L.」です。バンコン(バンコンバージョン)とは車内が広いバン型車両をベースに車内を改造・改良(コンバージョン)して、さまざまな設備を取り付けた車両のことです。
例えば、広い車内スペースを生かして自宅顔負けのリビングセットを組んだ快適移動仕様にしたり、ポップアップルーフとともにベッドスペース設けてキャンピングカーに仕立てたりします。メルセデス・ベンツ スプリンターをベースにしたO.W.L.は、内装をどどんとフルチェンジ。何ということでしょう。革張りシートとテーブル、そして大きな窓、その様子はまるで列車!!! 移動時間が快適に、優雅になること間違いなさそうです。
続いては、キャンパー鹿児島による軽ワゴンベースの趣味マシン「FCーVAN」です。FCーVANは「釣りを楽しむ」に特化した改良が施され、車体天井に網で釣り竿を収納しておけるステー類を始めとする設備を備えます。後部座席は収容スペースとし、左座席スペースをフラットベッドにできるので、車中泊なども便利そうです。
レジャー向けのトライク&バギーもいいなー!
またレジャーといえば、広大な敷地で普段は乗らない乗りもので遊んだり、気ままにロングドライブしたりするシーンも思い浮かびます。そんな方におすすめなのがBRPジャパンが展示した「Can-Am SPYDER」です。
SPYDERは、前に二輪、後ろ一輪のトライクと呼ぶカテゴリーの三輪バイクです。バイクの爽快感はそのままに三輪による走行安定性を兼ね備える、バイクとクルマを掛け合わせつつも、かなりバイク寄りのハイブリッドマシンといった感じでしょうか。日本では普通自動車免許で運転でき、2人乗車で高速道路も通行可能です。
ブースでは、黄色の映えるボディーで迫力のあるスタイルが魅力の「SPYDER F3(237万円から)」と、収納スペースを設けたクルージングモデル「SPYDER F3 リミテッド(324万円から)」が、「うわぁ、これはカネがあるならば欲しいなぁぁぁぁ」と来場者の注目を集めていました。
キャンピングカーは、オーナーの希望に応じてオーダーメイドが可能
また会場内でひときわ大きなブースを構えたのが、キャンピングカー製造大手の日本特種ボディーさん。いすゞのキャンピングカー専用シャシー「Be-cam」をベースにしたキャンピングカーシリーズ「SAKURA」を中心に、多彩な仕様の車両を幅広く展示していました。
SAKURAはフルオーダーメイドに対応し、オーナーの希望や利用用途に応じて仕様をフルカスタイマイズできます。予算や用途によって希望はさまざま。だからオーナーや趣味の数だけ異なる仕様があるのですね。例えば「キャンプにおいても快適生活を」を軸に作られた車種には、家庭用と変わらない、あるいはそれ以上の家具や白物家電、洗浄機付き便座などが備わります。
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