卓球の福原愛さんが10月21日、「選手としての立場を、ここで一区切りつけることを決意しました」としてブログで現役引退を発表しました。最後の試合から約2年、その間の葛藤や引退後の目標などについてもつづっており、ファンからは感謝の声やエールが贈られています。
3歳から卓球を始め、長年トップ選手として日本の女子卓球界をけん引してきた福原さん。現役最後の大会となった2016年8月開催のリオオリンピックでは、シングルスの3位決定戦で破れメダルを獲得できなかったものの、伊藤美誠選手とのダブルスで臨んだ団体戦で銅メダルを獲得しました。それ以降は試合を行っておらず、9月に中国人卓球選手の江宏傑さんと国際結婚すると、2017年10月には第1子を出産。オリンピックが終わってからの2年間で、まさに人生のターニングポイントを迎えていました(関連記事)。
「競技活動についてのご報告です」と題したエントリでファンや関係者に対して引退の決意を伝えた福原さん。結婚や出産をへて、育児をこなす間も競技復帰を常に考えていたものの、若手選手が結果を残していく姿を見ているうちに「自分が選手としての立場でやるべき使命は果たせたかな」と感じるようになっていったといいます。引退を決意した上で、「卓球を通して恩返しをしていきたい」と卓球界の繁栄や後世育成のため協力することを示唆しました。今後、指導者として愛ちゃんの姿が見られる可能性もあるかも?
“泣き虫愛ちゃん”として幼少期から大勢の人に応援されてきた福原さん。ネットでは「なんだか涙が止まりません」「寂しいけど本当ご苦労様でした」「今まで私達に勇気や希望をありがとう!」「こんなに長きに亘って日本中に元気を与えたアスリートは唯一無二」と、寂しさを覚えつつも福原さんをねぎらう声が多く寄せられています。また、新たな道を進む福原さんに「いつかは日本代表の監督としてオリンピックに参加して欲しい!」とエールを送るファンも見られました。
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