サントリー「ボス THE CANCOFFEE」の新CM「忠臣蔵」篇が11月2日から全国でオンエア。タモリさんの“グラサン姿の徳川家康”で話題になった前作「関ケ原」篇に引き続き、今度は“グラサン姿の吉良上野介”という他に類を見ない時代劇CMに仕上がっています。どうしてなじむんだ……。
ハリウッド俳優のトミー・リー・ジョーンズさん演じる“宇宙人ジョーンズ”シリーズの最新作となる同CM。世紀の仇討(あだう)ち「忠臣蔵」を舞台に、吉良上野介をタモリさん、大石倉之助を野村萬斎さん、吉良家の奉公人をお笑いコンビ「タカアンドトシ」の2人が熱演しています。
浅野が吉良を切りつけた事件後、奉公人のタカトシが「うちのご隠居さんも言いすぎたんだよねー」「きっと恨まれてるよなあ」と愚痴をこぼしていると、大石率いる赤穂浪士の討ち入りに直面。命からがら逃げ惑いなんとか助かった2人ですが、討ち入りでめちゃくちゃになった屋敷を片付けるのは奉公人の仕事。上の者に振り回される2人に宇宙人ジョーンズが缶コーヒーを差し入れする、というストーリーが描かれます。結局、現場にしわ寄せが来るんだよなあ。
吉良役のタモリさんは前作の家康同様、狩衣(かりぎぬ)や白装束にもサングラスを見事にマッチさせ、ノリノリで悪役を好演。亡き主君の仇を取る大石役の野村さんは、狂言方の能楽師としてのプロ魂を発揮し、討ち入りの口上を臨場感たっぷりに演じています。
映画さながらの重厚感あふれる映像に仕上がった同CM。タモリさんは、「まさか一生のうちに吉良上野介の役をやるとは思っていませんでしたし、CMといえども映画並みのセットで、衣装も全部本格的ですからね」とコメント。野村さんは、「時代劇はどうしてもコスプレの印象が強くなりますが、作り込まれたセットや衣装によって、雪の中の仇討ちという忠臣蔵の世界に集中することができたと思います」と、細部までこだわって作られた世界を絶賛しました。“グラサン時代劇シリーズ”がクセになってきた。
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