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「カメラを止めるな!」の原案舞台DVD、突然発売中止に 発売元「(DVD化は)映画との問題を解決してから」

どうなっているのでしょうか。

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 わずか2館の上映から口コミで人気が爆発した映画「カメラを止めるな!」。その原案となった舞台「GHOST IN THE BOX!! ゴースト・イン・ザ・ボックス!!」のDVDが突然発売中止になりました。


「カメラを止めるな!」と同日発売が予定されていた「GHOST IN THE BOX!!」DVD、突然発売中止に DVDジャケット(画像は削除されたAmazon.co.jp商品ページより)

 DVDは「カメラを止めるな!」のDVD/BD発売日と同日の12月5日に予定されていましたが、発売の約1カ月前に突然の中止に。販売元のアルバトロスによると、原権利者(和田亮一氏)から発売中止の申し入れがあったのに伴い、発売元のcine-cからも発売中止の申し入れがあったとのこと。

 cine-cはねとらぼ編集部の「DVD化は権利者(和田さん)に許諾得た上で進められていたのか? また、和田さんが販売中止を申し入れた理由は?」という質問に対し、「お答えできることが限られていますが和田さんと弊社とで一緒に作りました。また現在映画との問題を解決してからにする方が良いのではないかと協議を重ねた結果の発売中止になりました」と回答しました。



 舞台はもともと解散した劇団PEACEにより上演されたもので、「カメラを止めるな!」にも“原案”としてクレジットされています。

 ところが「カメラを止めるな!」の本公開から約2カ月が経過した8月、劇団PEACE主催の和田氏が「原案ではなく原作とクレジットしてほしい」「劇団の尊厳を守りたい」などと、ブログや雑誌のインタビューで不満を表明(関連記事)。これに対し「カメラを止めるな!」を製作したENBUゼミナール側が反論コメントを出すなど異例の事態が続いていました。

※2018年11月2日21時25分 記事中の表現を一部修正しました



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