女子プロレス団体「Marvelous」の代表でプロレスラーの長与千種さんが、札幌市内で夫婦げんかを仲裁しようとして暴行被害に遭った件で、11月20日にSNSを更新。暴行を働いた男性について「彼の気持ちも分かりました」とあらためて心境を明かしました。
長与さんは、18日に行われた興行の打ち上げ後、未明の駐車場でもみあう夫婦を発見。仲裁に入ろうとして男性から髪の毛をひっぱり回されるなどの暴行を受けるも、一切手を出すことなく、結果、左手小指を負傷。ファンからは一般人に力を振るわないプロとしての意識を称賛する声があがる傍ら、それにより負った怪我を心配する声も上がっていました。
19日には「また改めてまして皆さんに ご報告致します」と告げていた長与さんは、20日放送のTBS系列「ビビット」に指を包帯で巻いた姿で出演。同番組の放送後に更新したSNSでは、世間を騒がせてしまったことをわびながら「夫婦だと分からなかった。女性の悲鳴で、『助けなきゃ』っていう気持ちだけでいってしまいました」と当時の状況を説明。
その後、男性と話す中でその言い分も分かると理解を示しつつも、「夫婦だからこそ仲良くしてほしいし、けんかもあるけど、やはり女の方が弱い立場なので、やはり暴力ではなく守ってあげるという形でしてほしい」と思いを吐露しました。
その上で、再び札幌へ行く際は、男性に会いに行きたいと話した長与さん。「きっと仲良くなれるかもしれません。彼の気持ちも分かりましたから」と笑顔を見せながら、「お互いに勉強したね、という気持ちです」として、男性を訴える気持ちは全くなく、和解する意向を明かした上で、一連の出来事に自ら終止符を打つように、明るく「病院に行ってきます」と動画を締めました。
けがをしてもなお夫婦を気遣う長与さんの姿勢にはファンだけでなくプロレス関係者からも称賛の声が上がっており、トラブル前日、Marvelousで試合をした里村明衣子さんは「プロレスラーの鏡です。私はこの師匠にプロレスを全て教わった」とブログでリスペクトをつづり、同じく彩羽匠選手も「リング外で人に絶対手を出しては行けないという教えを今朝身体を張って教えてくれた。長与さんの元で学べてよかった」と、Twitterで尊敬の気持ちを言葉にしています。
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