女優の山崎紘菜さんが、2020年公開を予定している人気ゲームのハリウッド映画版「モンスターハンター」に出演します。山崎さんが演じるのは「ハンドラー(受付嬢)」。ゲームではプレイヤーにアドバイスをくれる重要なキャラクターなだけに、ストーリーにどのように関わってくるのか注目されます。
「モンスターハンター」は、シリーズ累計販売本数5000万本を突破しているカプコンの人気アクションゲーム。10月5日に映画「バイオハザード」シリーズを手掛けたポール・W・S・アンダーソンさんの監督・脚本により実写化されることが発表されていました(関連記事)。ストーリーはゲームの世界観をベースにしており、この世界に存在するはずのない超巨大モンスターたちが暮らす新世界にたどり着いた主人公アルテミス(ミラ・ジョヴォビッチさん)とその地で出会った謎の男がモンスターに立ち向かう姿が描かれます。
同作がハリウッドデビュー作となる山崎さんは、今回の起用について「ハンドラーという役はゲームで実在するキャラクターでファンがたくさんいるので期待を裏切らないように演じられたらと思います」とコメント。撮影は10月から南アフリカとナミビアで始まっており、山崎さんは12月13日のInstagramで「素晴らしい監督と夢のようなキャスト、そして暖かいスタッフの方々に囲まれながら現在南アフリカにて絶賛撮影中です」と順調に撮影が進んでいることをうれしそうに報告しています。
- 山崎紘菜さんのコメント
ハリウッド映画、アクション、アフリカロケと初めて尽くしでドキドキしていますが、知らない所に足を踏み出す反面楽しみでもあります。アクション映画に興味があって『バイオハザード』シリーズが大好きなので、その作品のポール・W・S・アンダーソン監督とミラ・ジョヴォヴィッチさんと一緒に作品作りが出来るなんて夢の様です。
ミラさんからは芝居のことはもちろん、女優としての心構えや生活スタイルなど色々なことを吸収して行きたい。また、ハンドラーという役はゲームで実在するキャラクターでファンがたくさんいるので期待を裏切らないように演じられたらと思います。ハリウッド大作に出演出来る機会は、滅多にないので人生を変える経験になると思う。見ている世界、固定概念を捨てて世界基準を身に付けたい。
そして、撮影現場で山崎紘菜を表現して、役として存在出来たら嬉しいです。日本人も出来ると勇気を与える、そんな期待を背負う立場でもあると思うので思いっきりチャレンジしたいです!また、映画出演が決まって、改めてモンスターハンターのゲームをプレイしているので、一緒に狩りをしてくれるハンター募集中です(笑)
山崎さんの起用理由についてアンダーソン監督は「ハンドラーのキャラクターそのものだと感じた」と称賛した上で、「モンスター達が支配する世界という未知なる環境にチームと一緒に冒険する様子が、彼女のハリウッド作品出演への熱意からも伝わってきた」と女優としての姿勢も評価。撮影現場で山崎さんに対面したジョヴォヴィッチさんも「とてもキュートで、まるでゲームから飛び出してきたみたいだった」と絶賛しており、山崎さんへの期待の高さがうかがえます。
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大胆に設定変えてきた。