テレビアニメ「プリキュア」シリーズ第16弾となる「スター☆トゥインクルプリキュア」が、2019年2月3日から放送されることが決定。併せて、ビジュアルとメインキャストも発表されています。
2004年の「ふたりはプリキュア」に始まり、2018年で放送15周年を迎えたプリキュアシリーズ。16作目となる「スター☆トゥインクルプリキュア」は、史上初となる“宇宙人のプリキュア”が、宇宙を舞台に冒険を繰り広げます。
主人公は、星座と宇宙が大好きな中学2年生の星奈ひかる/キュアスター。声を務めるのは、これまで“プリキュアを意識して生きてきた”というアイドルグループ「でんぱ組.inc」の“えいたそ”こと成瀬瑛美さんで、同役の抜てきに「本当に本当に今でも夢のようで幸せ過ぎます!」と喜びのコメント。不安をのぞかせつつも、「でもそれ以上に本当に本当に幸せで、見てる人に元気になってもらえるようにプリキュアとして、精一杯とびっきりのキラやば〜っ☆なキャラクターを演じていきたいです」と意気込んでいました。
惑星サマーン出身の宇宙人・羽衣ララ/キュアミルキー(天の川のプリキュア)役は、声優の小原好美さんが担当。面倒見の良い中学3年生・天宮えれな/キュアソレイユ(太陽のプリキュア)役は、安野希世乃さんが、おしとやかな中学3年生の香久矢まどか/キュアセレーネ(月のプリキュア)役は、小松未可子さんが務めます。
また、宇宙の未来を託すため、スタープリンセスたちが最後の希望として生み出した妖精・フワ役には、木野日菜さんが、ぷるぷるの宇宙人・プルンス役は、吉野裕行さんが務めます。
プロデューサーを務めるABCアニメーションの田中昴さんは、同作について「16年目を迎えた今シリーズ『スター☆トゥインクルプリキュア』では、次の20周年に向けて新しいチャレンジをスタートさせます。そのために今作のモチーフとして選んだのは『宇宙 星座』です」と説明。さらに、「『星座』は、『宇宙』という無限の可能性に対して、想像力だけを頼りに自分を形づくっていくもの、イメージを思い描いていく行為と捉えています。今作の主人公たちは未知なるものへの出会いや冒険を通じて、自分らしさや自分のこれからを描いていくことになります」と思いを明かしました。
東映アニメーションのプロデューサーである柳川あかりさんは、「ララ、えれな、まどか。育った環境も性格も全然違うけれど、だからと言ってプリキュアになれないなんてことはありません」「多様な価値観があることを知り、違いを楽しみながら、自ら星のように輝く(=スター☆トゥインクル)プリキュアたちの姿を描いていきます!」と意気込みをつづっています。
80年代テイストなキャラクターデザインは、2011年の「スイートプリキュア♪」や2013年の「ドキドキ!プリキュア」などで知られる高橋晃さん。過去最高のキラキラ画面になっているとのことです
(C)ABC-A・東映アニメーション
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