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女子高生が電車で下校する風景を描いたアニメーション、「下校・トンネル」が信じがたいほどにリアルです。人物だけイラストなのかな? と思ってよく見ると、車窓を流れる風景まで手描きの絵と分かって驚かされます。
高解像度版
以前にも駅の風景を同様に描いて話題を呼んだ、ajisa(@AjisaAsai)さんの作品(関連記事)。今回は舞台を車内に移し、窓に写り込む乗客やつり革、トンネルから山林へと移り変わる風景をていねいに描いています。最後に視点が切り替わり、夕焼け空が映るシーンなどは、もはや実写同然。
作者は制作過程を連鎖ツイートで披露。ラフスケッチをもとにイメージを固め、人物や光の演出などを加えていく過程を4段階で紹介しています。なお、移り変わる風景は幅約83万ピクセルもの長さに描き、窓の外へ横に流して表現しているのだそうです。とてつもない労作。
実写ばりのクオリティと細やかな表現が絶賛されたこのアニメは、ajisaさんにとって10代最後の作品になるとのこと。3月14日から京都で友人と開く展覧会「YamaAji展」で、油絵などとともに展示するとのことです。
画像提供:ajisa(@AjisaAsai)さん
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