advertisement
円谷プロは1月16日、中国で新たに製作されている「ウルトラマン」を起用した新作映画などに対して、法的措置も含め対応していることを明かしました。
中国では2017年に映画「ドラゴンフォース さようならウルトラマン(原題:鋼鐵飛龍 再見奧特曼)」が公開。円谷プロは製作発表当初からこれが円谷側に無断で製作されたものであり、法的措置を取っていく方針を明かしていました(関連記事)。
円谷プロによると、抗議および訴訟が継続している最中で、前述の「さようならウルトラマン」の続編にあたる配信シリーズ「ドラゴンフォース2 パワー・オブ・ウルトラマン(原題:鋼鉄飛龍2 奧特曼力量)」と映画作品「ドラゴンフォース ライズ・オブ・ウルトラマン(原題:鋼鉄飛龍 奧特曼崛起)」の製作が進行。前者は既に配信が始まっており、後者は1月18日に劇場公開を控えています。
円谷プロは「当社のスタンスとしては何ら変わらず、『ウルトラマン』シリーズの著作権者は全世界において当社のみであり、訴訟の相手方による続編の作品の製作や配信、公開は行為は当社の権利を明らかに侵害していると考えており、法的措置も含めて対応している最中です」と、あらためて対応を徹底していくと明言しました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 円谷プロ、米国のウルトラマン海外権利訴訟で勝訴 タイ人実業家の契約書は「真正ではない」との判断
「長い係争のいわば集大成」の判決と円谷プロ。 - 中国でウルトラマン使用の映画が強行公開 円谷プロが法的措置を明言
製作発表イベントにおける著作権侵害行為に対しては既に提訴中。 - 注目集まる「アビス・ホライズン」訴訟問題 「艦これAC」は“パクリゲーム訴訟”暗黒の歴史を塗り替えられるか
著作権に詳しい弁護士に、争点について解説してもらいました。 - 「アビス・ホライズン」、配信継続を明言 運営はMorningTec Japanから開発会社へ
- 大河「いだてん」ロゴは気持ち悪い? “パクリ疑惑”が誤解である理由
紀元前からある。