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作家・谷川流さんによるライトノベル『涼宮ハルヒの憂鬱』の文庫版が1月24日に出版。ラノベ版とは打って変わった一般小説のような表紙が採用されており、「ハルヒの表紙が…ハルヒじゃない…!?」「表紙変えるだけで印象変わるなあ」などSNS上で話題となっています。
2003年に角川スニーカー文庫から出版され、累計発行数2000万部を突破するなどラノベ界に金字塔を打ち立てた『涼宮ハルヒの憂鬱』。ラノベ版の表紙といえば、涼宮ハルヒをはじめとするキャラクターが前面に出たデザインですが、同日に角川文庫から出版された文庫版は、夕暮れの海辺に少女がたたずんだ一般文芸作品のような仕上がりとなっています。
SNSでは、「この表紙でハルヒ??」「最近見る感じの表紙でびっくりした」など驚きの声があがった他、「それらしくない表紙がめっさ違和感」「角川のハルヒその表紙でええんか?」「完全な文学作品として生まれ変わりましたね」「別物に見える。また読みたくなった」などさまざまなコメントが寄せられました。また、「新たに全く知らない人間が読んだ場合のハルヒがどんな見た目が想像されるのかすごい気になる」と、キャラデザが固定されていない読者の感想に興味を寄せる意見も。確かに気になる。
また、同時に出版された『涼宮ハルヒの溜息』も、傘をさしながら海を見つめる女性をメインに置いた一般向けの表紙に。なおAmazonの販売ページでは、文庫版のカテゴリは「ライトノベル」ではなく「一般文芸」となっています。
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