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害虫対策にスプレーを常備しておきたいけれど、缶に描かれた虫のイラストがイヤで手に取れない――。そんな声に応え、アース製薬が既存の虫ケア用品(※)に「虫ゼロ缶」デザインを導入し、2月20日に発売します。虫の姿など一切なくて、色もかわいい。
※アース製薬は2017年10月、「殺虫剤」の呼称を「虫ケア用品」に改めている(関連記事)
虫ゼロ缶が採用されるのは、ハエ・蚊用の「アースジェット」とゴキブリ用の「ゴキジェットプロ」、アリやダニといった不快害虫用の「虫コロリアーススーパージェット」(いずれも450ミリリットル入り/オープン価格)。店頭には商品名入りのシールが貼られた状態で出されますが、はがしてしまえばスッキリしたデザインになります。もっとも、虫ケア用品とは分かりにくくなるので、家族がほかのスプレーと間違えないよう周知は必要です。
近年、同社のお客様相談室に多数寄せられている、「パッケージの虫のイラストが嫌」「イラストがリアルで部屋に置きたくない」といった意見を受けての施策。同様の取り組みは「KINCHO」ブランドの大日本除虫菊も2018年に行っており(関連記事)、虫が苦手な人にありがたい流れが続いています。
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