日本中が注目した新元号「令和」の発表。ネット上でも令和を題材としたさまざまなツイートが注目を集めました。中でもひときわ異彩を放ったのが、見る角度によって「令和」とも「平成」とも読めるトリックアート作品。すごいなこれ!
作成したのは針金を駆使した造形作品を多数投稿している、つたもとだゐき(@tdaiki1216)さん。動画の冒頭では「平成」の字をした針金が映し出されます。一見平面的に書かれた文字ですが、これをクルっと横に90度回転させると……?
平面に見えた針金は複雑な立体構造となっており、回転を終えるとそこにはなんと「令和」の文字が。まさに平成から令和への移り変わりを表すかのような動画に、Twitterでは「凄い芸術 」「仕事の早さにも感動しちゃいました」「すごいアイデア、そして 想像力」と絶賛が寄せられていました。
また、立体的に形状を表現するイマジネーションだけでなく、新元号が発表されて即日で発表したスピードもすごい。つたもとさんによると、完成までにかかった作業時間は1時間半ほどで、特にこだわった点は「できる限り回転しても文字がきれいに見えるように調整すること」だったとのこと。
意外にも角度で見え方が変わるトリックアートを投稿したのは、今回がまだ2回目とのこと。2019年元旦には戌年にちなみ、「犬の顔」が角度を買えると「戌」の字に変わる作品を公開していました。
つたもとさんは他にも作品をTwitterやInstagramに多数投稿。題材は幾重にも張り巡らせた針金で表現する不思議な生物や、ガレージキットで表現するリアルな魚など多岐にわたります。作品はワンダーフェスティバルで販売されることがあるほか、個人サイト「テラコヤ」で通販も受け付けています。
画像提供:つたもとだゐき(@tdaiki1216)さん
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通称名称などを知っている人はリプライで教えてほしいと呼びかけ。