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東京五輪聖火リレーのルート概要発表 約1万人が全国857市区町村を121日間かけて巡る

聖火リレーのスタートまで300日。

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オリンピック 東京2020オリンピック聖火リレールート(Tokyo2020 提供)

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は6月1日、聖火リレーのルート概要および聖火ランナーの募集概要を発表した。

 聖火リレーは、2020年3月26日に福島県のナショナルトレーニングセンターJヴィレッジをスタートした後、約1万人のリレーで47都道府県857市区町村を121日間かけて巡る。

 順番は福島→栃木→群馬→長野→岐阜→愛知→三重→和歌山→奈良→大阪→徳島→香川→高知→愛媛→大分→宮崎→鹿児島→沖縄→熊本→長崎→佐賀→福岡→山口→島根→広島→岡山→鳥取→兵庫→京都→滋賀→福井→石川→富山→新潟→山形→秋田→青森→北海道→岩手→宮城→静岡→山梨→神奈川→千葉→茨城→埼玉→東京。詳細な走行経路は都道府県実行委員会と調整し、年末ごろに発表する予定。

 世界遺産や名所・旧跡・地域の人に愛されている場所などがルートに設定されており、世界遺産登録を目指す「百舌鳥・古市古墳群」も含まれる。また、震災からの復興を進めている象徴的な場所として「奇跡の一本松」を有する陸前高田市(岩手)や津波被害から5年を経てオープンした南三陸町「さんさん商店街」(宮城)、熊本県の益城町、南阿蘇村、阿蘇市などもコースに入っている。

 ゴールとなる東京都は、大会の直前、開会式当日までの15日間にわたって、全62市区町村で聖火リレーを実施。東京1964オリンピック競技大会の会場であった世田谷区・目黒区の駒沢オリンピック公園中央広場からスタートし、7月24日の開会式で新国立競技場の聖火台に点火される。

オリンピックオリンピック 聖火ランナーのユニフォームも発表された(Tokyo2020 提供)

 聖火ランナーは東京2020オリンピック聖火リレープレゼンティングパートナーである「日本コカ・コーラ」「トヨタ自動車」「日本生命保険相互」「日本電信電話(NTT)」の4社と、「各都道府県実行委員会」が6月17日から順次募集する。選考基準などはそれぞれ応募要項を確認のこと。

オリンピック Tokyo2020 提供

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