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開業90周年を迎える「富士山に一番近い鉄道」の富士急行が、新たに運行する「開業90周年記念車両」のデザインを公開しました。2019年6月22日に運行を開始します。
運行区間は富士急行線大月駅から河口湖駅間。ベース車両は6000系電車です。きらびやかな金色をベースに市松柄とグラデーションを取り入れた「和モダンスタイル」を採用し、優雅にそびえる富士山のシルエットをあしらいました。おぉぉかっこいい!
内装にも床から吊り手などにまであえて木材を多めに用いて、和と温かみを表現。カーテンとモケット(シート布地)は富士山柄を入れた本車両のオリジナルデザインです。
併せて大型のキャリーケースを収納できる荷物棚を富士急行線で初めて設置し、大型イベントを控えた訪日観光客需要にも対応。富士山を軸にした近隣エリア観光の利便性向上を図ります。
記念車両のベースとなる6000系は、JR東日本から譲り受けた車両を改造したもの。2012年から運行を開始しています。
(カナブンさん)
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車内ではスイーツやドリンクを提供してゆったりとしたホテルのような空間を演出するという。