世界中で愛されている、CLAMP先生の漫画作品『カードキャプターさくら』。2017年には、ペルーに住む女性ファンがそのグッズ収集数でギネス世界記録に認定され注目を集めましたが(関連記事)、今回日本人のコスプレイヤー・しらほしなつみ(@natsumi0913)さんが同記録を更新し、ギネス世界記録に認定されました。
しらほしさんが集めた公式グッズの数は、驚きの1709アイテム。なお、これはギネスに申請した2019年5月時点の数であり、現在は2000種類を超えるアイテムを所持しているとのこと。全てではありませんが、アイテムの一部は本人のTwitterで公開されています。
今回のギネス認定にあたって、たくさんの壁にぶつかったというしらほしさん。しかし同時に、周囲の人々から温かい励ましの声をもらったこと、そしてそれによって達成できたと語っていて、寄せられたコメントでも「(しらほしさんが)選ばれてほんとに嬉しい」「自分が取ったくらい嬉しい!」などの声がみられ、周囲の声からも同作品への愛の深さがより伝わってきます。
またコスプレイヤーとして、主人公・木之本桜(さくら)のコスプレも披露しているしらほしさんですが、作品に出会ったのは小学生の頃。美容院で「さくらちゃんの髪にして」と注文しては、ただ後ろを刈り上げられて終わった思い出など、その時から常にさくらちゃんと共にいたと振り返ります。
23年前の1996年に『なかよし』(講談社)にて連載が開始されてから、同誌の付録やグッズをお小遣いで集め始め、それが現在まで続いているとのこと。入手が難しいのはやはり抽選モノで、「カードキャプターさくらLimited Shop」で数人にしか当たらないアクリルパネルが当たったときは「本当に嬉しかったです!」としらほしさん。特にお気に入りのグッズは複製原画で、「アニメ絵ももちろん可愛いのですが、やはりCLAMP先生の原作絵の細かさ、美しさが大好きなのでとってもお気に入りです!」と話してくれました。
また「作品愛はグッズをたくさん持っている持ってないの数じゃありません。グッズの数だけで愛は測れません」と思いを語るしらほしさんは、前ギネス保持者のSofía Pichihuaさんについても触れ、海外在住にも関わらず1000個以上の公式グッズを集めたその愛に「大変尊敬しております」と敬意を表しています。
「さくらちゃんとの思い出と共に一度でもギネスに記録を残せたことはわたしの誇りです」――2016年に20周年を迎え、2018年には新作アニメ「カードキャプターさくら クリアカード編」が放送、そして2019年6月8日からは「カードキャプターさくら展」が開催されるなど、長くファンと共に歩んできた同作品。その世界が愛され続ける限り、しらほしさんの幸せな思い出はこれからも紡がれていくことでしょう。
ギネス世界記録認定に寄せてしらほしさんのコメント
画像提供:しらほしなつみ(@natsumi0913)さん
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