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7月19日に放送予定だったテレビアニメ「炎炎ノ消防隊」第3話が放送を見送ることが公式サイトやTwitterで発表されました。18日に発生し、現時点までに33人が死亡、35人が負傷したアニメ制作会社「京都アニメーション」の爆発火災を受けての措置とみられます。
アニメの原作は、『ソウルイーター』で知られる大久保篤さんが『週刊少年マガジン』(講談社)で連載中。人が突然燃えだして炎の怪物となる人体発火現象が起こる中、炎の恐怖と謎に立ち向かう特殊消防隊の活躍を描いたダークファンタジーバトル作品です。
「炎炎ノ消防隊」ノンクレジットオープニング映像
犠牲者数が平成以降最悪となった痛ましい放火事件と作品世界は直接の関係はないものの、事件の直後ということもあり、今回の措置が採られたとみられます。なお、各配信サイトでの第3話配信も見送る考えで、第3話の放送予定は番組ホームページなどで知らせるとしています。
この発表にTwitterでは、「内容が内容だからマイナスに捉える奴もいるし最善の選択だと思います」「今の状況を鑑みると英断だと思います」「楽しみにしていただけあって残念な気持ちですが、それよりもスタッフさんの思いやりに心が暖かくなります。待ってます!」など判断を高く評価する声が相次いでいます。
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