日本を代表する名馬・ディープインパクトが7月30日に繋養(けいよう)先の社台スタリオンステーションで急逝したことを受けて、歌舞伎役者の市川海老蔵さん、お笑いコンビ「麒麟」の川島明さん、お笑い芸人のカンニング竹山さんら芸能界の競馬ファンから追悼の声があがっています。
史上2頭目の無敗の三冠馬として日本競馬史に残る名馬となったディープインパクト。7月28日にかねて治療していた頸部(けいぶ)の手術を受けましたが、翌29日に突然起立不能に。30日早朝の検査で頸椎に骨折が見つかると、回復の見込みが立たないことから安楽死の処置がなされました。
歌舞伎界一の競馬好きとして知られている海老蔵さんはブログを更新し、「ディープインパクト、かなしい、かなしい、忘れられない名馬、凱旋門賞負けた時私は涙流しました」と深い悲しみを告白。「有馬のハーツクライとも思い出 ダービーも皐月も菊花も出遅れても勝った、直線!」とディープの名レースに思いをはせ、「日本競馬界史上競走馬としても種牡馬としても最高の馬でした。御冥福をお祈りします」と追悼しています。
競馬番組「KEIBA BEAT」(関西テレビ)のMCを務める川島さんはTwitterで、「次元の違う走りで衝撃をあたえ続けた日本最高の名馬でした。産駒にもその強さは受け継がれ今もなお競馬界を創造し続ける偉大すぎる血統です」とディープの功績をたたえ、「天国で名馬たちとのんびり走ってくださいね。本当にお疲れさまでした」と追悼。大の競馬ファンとして知られる竹山さんは、「ディープインパクトを認めていなかった。完全に僻みであった。グラスワンダー、ナリタブライアン、オルフェーヴルと自分の好きだった馬の方が強いと意地を張り続けた。しかし突然の訃報。悲しくたまらない。だから本当の事を言います。あなたが日本競馬史上最強で最高の馬でした。感謝そして謝罪します」と“アンチディープ”勢としての胸中を明らかにしました。
また、競馬番組「ウイニング競馬」(テレビ東京)のアシスタントを務める鷲見玲奈アナウンサーは、「現役時代はもちろん、引退してからもたくさんの名馬を生み出し活躍してくれました。本当にお疲れさまです。ゆっくり休んでくださいね」とコメント。その他にも、千鳥のノブさんは「ディープインパクト。衝撃をありがとうござました」と感謝をつづり、歌手のSEAMOさんは「ディープインパクトの悲報に言葉を失った…。ご冥福をお祈りします。そして、たくさんの夢をありがとう! 残してくれた子ども達がきっと夢をつないでくれるでしょう」とその思いをつづっています。
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