“おしゃべりモンスター”宮野真守、梶裕貴に“貴公子”、津田健次郎に“カイザー”の称号を授ける 映画「二ノ国」イベントレポート
「宮野ファンタジー」なるパワーワードも飛び出した30分間。
レベルファイブの日野晃博さんが製作総指揮・原案・脚本を務めたアニメ映画「二ノ国」(8月23日公開)のスペシャルイベントが8月6日に都内で開催され、声優を務めたヨキ役の宮野真守さん、ダンパ役の梶裕貴さん、ガバラス役の津田健次郎さんが登壇しました。
スタート直後から、いつも通りブレーキが壊れてしまっていた宮野さん。冒頭のあいさつでは、やたらとかしこまった雰囲気で「『二ノ国』でヨキを演じました、宮野真守です。本日は短い時間ではございますが、皆さんとすてきなひとときを……」とあいさつすると、梶さんが「そのテンションはなんなの(笑)」とすかさずツッコミ。さらに梶さんが自身の演じたダンパのぬいぐるみを見せると、「かわいいね〜」と言いながら宮野さんが梶さんの頭をなでようとする一幕も。
同作では、ユウ役の山崎賢人さん(崎はたつさき)、ハル役の新田真剣佑さん、コトナ/アーシャ姫役の永野芽郁さんが声優に初挑戦。山崎さんと親交がある梶さんは、山崎さんのことを「賢人」と下の名前で呼びつつ、声の演技についてアドバイスしたというエピソードを披露。偉そうなことを言えないですけど、と謙遜する梶さんですが、宮野さんが「いやいやいや、貴公子じゃないですか。声優界の貴公子」と、この日の朝の「めざましテレビ」で飛び出したキャッチコピーで呼ぶと、続けて自らを「プリンス」、津田さんを「カイザー」と表現して会場を沸かせました。
また、登壇者の中から「二ノ国」にいそうな人を選ぶというコーナーでは、宮野さんを含む全員が宮野さんを指さすという事態に。会場が拍手の渦となる中、梶さんが「こんなにエンターテイナーな人います?」「なかなか『一ノ国』には、ここまでのおしゃべりモンスターはいないかな」「ファンタジーですよ宮野真守は」と称賛(?)すると、津田さんの口からは「宮野ファンタジー」というこの日一番のパワーワードが。宮野さんは無自覚だったようで「(エンターテインメント性が)あふれでちゃう」と返していました。そんなんだから皆から好かれちゃうんですよ。
劇中のお気に入りのセリフを生披露する企画では、ガバラス役の津田さんが低音ボイスを響かせると、梶さんが「津田さんも『二ノ国』の人かもしれない。良い声すぎて」と絶賛。続けて、梶さんがダンパの声でかわいらしく演じると、津田さんからは「そんな『一ノ国』の人いないよ。かわいいもん」「梶きゅん、か〜わ〜い〜い〜」と、こちらもベタぼれ状態に。
ハードルが上がりまくった宮野さんですが、声ではなく身振りから入り、ためにためた後で「……なぜ」とぽつり。あまりのことに津田さんが大笑いする中、梶さんが「なぜって、こっちのセリフですよね!?(笑)」と詰め寄ると、宮野さんからは「このシーン、別のセリフだったんです」とまさかの事実が。もともとあったセリフをなくそうとなったときに宮野さんが「『なぜ』だけ言うのはどうですかね」と提案したところ採用され、口の動きもあらたに作ってもらったとのこと。「ほーら、いい話だ!」とドヤる宮野さんですが、津田さんからは「正直、前振りが長すぎたね」と突っ込まれていました。
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