モデルで女優の池田エライザさんが初監督を務めるオリジナル映画シリーズ「ぼくらのレシピ図鑑」第2弾のタイトルが決定。併せてキャスト陣も発表されています。
「ぼくらのレシピ図鑑」は、株式会社映画24区が「地域」や「食」「高校生」をキーワードに全国の自治体と組んで製作するプロジェクト。第1弾は安田真奈さんが監督を務め、池田さんが監督を務める第2弾のタイトルは、「夏、至るころ」。福岡県田川市を舞台に、幼なじみの少年2人と不思議な少女が出会ったひと夏の胸騒ぎを美しい田川の風景と力強い和太鼓が奏でる情緒的な音楽にのせて描きます。
キャストは、映画初主演となる俳優の倉悠貴さんを始め、全国2012人のオーディションから選ばれ、今作がデビュー作となる石内呂依さん、AbemaTV「恋愛ドラマな恋がしたい3」やCM「ほっともっと」などのさいとうなりさんとフレッシュな顔ぶれが並びます。
さらに、主人公の父親役には安部賢一さん、母親役に杉野希妃さん、祖父役リリー・フランキーさん、祖母役に原日出子さん、ペットショップの店長役に1970年代の名曲「プカプカ」のミュージシャン・大塚まさじさんなどが脇を固めます。
メインキャストに若手を選んだ理由について、監督の池田さんは「倉くんの陰と陽のはざまで漂うような立ち姿に、主人公の翔と同じ匂いを感じます。無限大な可能性を持つ彼に丁寧に向き合いたいと思います」「この3人が起こす化学反応を一番近くで見ることができることが幸せです」とコメント。倉さんは、「このお話をいただいて、主演という大役に驚きつつもとてもうれしかったのを覚えています」「素晴らしい作品になるよう、全身全霊で頑張ります」と意気込みをつづっています。
映画は、福岡県田川市で8月中旬以降にクランクイン。公開は2020年夏を予定しています。
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