歌手のASKAさんが8月25日、活動休止中だった音楽ユニット「CHAGE and ASKA」から脱退することをオフィシャルサイトと個人ブログで発表。ブログでは相棒であるChageさんに対する思いや、現在の関係性もつづられています。
デビュー40周年を迎えた同日、「私、『ASKA』は、『CHAGE and ASKA』から、脱退を表明いたします」と新たな道を歩むことを発表したASKAさん。2014年に覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された背景もあり、「私は社会から痛烈に非難を浴びる事件を起こしてしまいましたので、本日の発表が、全て、それに結びつけられる立場にあります」と発表後に巻き起こるであろう推論を覚悟するような言葉を残しており、「それでも構わないと思っています。私が多くを語ってはならない」と批判を浴びようとも真実を全てを明かすことはないとしています。
Chageさんに対しては、「私は、今後の彼の活動を、嘘偽りなく応援します。彼にも、同じような気持ちを持って欲しいかな」と相棒への愛をのぞかせつつも、「今回の『脱退』を感じ取った彼から、彼の弁護士を通じて、『できれば、ふたりで会いたい』と、連絡がありました。そうなんだ。ずっとそうだった…。そんな大事な言葉さえ弁護士を通して伝えてきた…」と2人の間に何か溝のようなものを感じる言葉も残したASKAさん。ファン向けに先行公開されていた前日のブログでは、「そんな大事な言葉さえ、弁護士を経由して伝えてくるあいつとの信頼関係は、もう築けません」と決定的な言葉も書かれています。
Chageさんとの現在の関係性については、「私は、相棒の『電話番号』も『メールアドレス』も知りません。彼の弁護士を通してしか、連絡の方法がありません」と直接コンタクトを取れる状態ではないとのことで、前日のブログでは「会話する時間も場も設けて頂けませんでしたので、このような形を取らざるを得ませんでした」とChageさんと解散についての話し合いの場を設けることがかなわず、脱退という発表に至ったことも告白していたASKAさん。
「相棒は、まだ『解散』を受け入れていません。ましてや、この『脱退』も受け入れられないでしょう」とやはり円満な別れではないようですが、今回のブログ文末には「その上で、お伝えしたいことは、『オレは、別にアイツが嫌いなわけではないよ』」とわずかな愛を感じるメッセージをChageさんに届けていました。
突然の脱退発表にSNSでは、「今年一番残念なニュース」「ショックが大きすぎる。二人が復活してくれること夢見ていたのに」など事実上の解散を悲しむ声が多くあがった他、「お互いの連絡先を知らない?」「CHAGEさんがASKAさんとコンタクトをとらないのはなぜだろう? 疑問がいっぱい」「結局の所はご本人たちにしかわからない事なんやろなぁ」など反響も寄せられています。
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他のテレビ局に流出した詳細な経緯は語られていません。