お笑いコンビ「EXIT」の兼近大樹さんが9月9日、過去の逮捕歴が報道された後、初めてInstagramを更新。「過去どれだけ汚れていようが二度とされないぜ汚染」と胸中を吐露しています。
5日発売の『週刊文春』で2011年に売春防止法違反の疑いで逮捕され罰金刑を受けていたことを報じられた兼近さん。これに対し、兼近さんは同日Twitterで「この件は被害者が居なかった」などと弁明しながら謝罪。また、所属事務所の吉本興業は「プライバシー権・名誉権に対する重大な侵害」として、文芸春秋を民事/刑事の両方で訴えることも検討しているという考えを示していました。
兼近さんのInsagramは8月22日の投稿を最後に更新が途絶えていましたが、9日に更新。6日放送の「爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル」(フジテレビ系)で披露したロックバンド「ORANGE RANGE」のRYOさんのモノマネ姿を投稿し、コメントの最後には「過去どれだけ汚れていようが二度とされないぜ汚染」と前向きな言葉をつづっています。なお、当初、同部分は「過去どれだけ汚れていようが心は綺麗二度とされないぜ汚染」で、なぜか“心は綺麗”の部分が削られました。
取材に対し事実関係を潔く認めたことなど兼近さんの姿勢を評価する声もありますが、ネットでは厳しい声も少なからず見られ、月曜レギュラーを務めていた「おはスタ」(テレ東系)の出演見合わせや、7日に出演予定だった「東京ガールズコレクション」への出演も取りやめになるなど仕事にも軽微でない影響が出ています。
兼近さんの相方であるりんたろー。さんは、本来出演するはずだった9日のおはスタ放送後、ファンからの応援メッセージに「月曜日の朝から泣いた愛が止まらねぇ」「なんでみんなこんな優しいんだよ チャラ男なんて見捨てればいいのに」と感銘を受けたことを告白。「どんな結果になったって僕等には届いてます!」と感謝の気持ちを届けています。
その後、兼近さんもTwitterを更新。「一度でも環境に染まったら戻ろうとした所でタコ殴り。そんな社会なら別世界で壊れる事を選ぶ」と、更生しても過去の過ちを許さないという声に対する自身のスタンスをあらためて述べ、「自分次第で一緒に生きてくれる人はいる」と支えてくれる人たちへの感謝の気持ちもツイートしています。
兼近さんの投稿には、「ちゃんと更生して今のかねちを認めてる人は周りにいーーーっぱい居るよ!」「これからもずっと応援してます!」「一緒にがんばろう!」とエールを贈る声が多数寄せられています。
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