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カワイイ顔して中身はガチ ホンダ、約318万円で買えるコンパクトEV「Honda e」市販車モデル発表 独モーターショーで実車を披露(1/2 ページ)

サイドミラーはカメラ型になるなど、装備も充実しています。

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 本田技研工業(以下、ホンダ)は、新型のコンパクトEV(電気自動車)「Honda e」の市販モデルをフランクフルトモーターショー2019で発表しました。

Honda e
初公開された市販車モデルの「Honda e」

 Honda eはホンダにとって初となる市販EVで、2019年3月のジュネーブ国際モーターショー2019で、プロトタイプを発表(関連記事)していました。9月12日からドイツで始まったフランクフルトモーターショーで正式発表を迎え、実際に販売される市販車モデルの実車も披露されました。

 Honda eのスペックは、最大220キロを1回の充電で走行でき、パワートレインには最高136馬力、最大トルク32.1kgf-m(315Nm)を出力する電動モーターを搭載。駆動方式はリアドライブ(後輪駆動)を採用し、最高出力を154馬力まで上げた上位モデル「アドバンス」もラインアップします。

Honda e
充電中のHonda e
Honda e
充電箇所
Honda e
サイドミラーはカメラ型変更
Honda e
運転席の様子。両脇にカメラからの映像を映すスクリーンがあります

 従来のサイドミラーは廃止され、カメラで撮影した映像を運転席に設置された2つの6インチスクリーンでリアルタイムに確認する方式を採用しています。

 注目したいのはHonda eの価格。日本での価格は未定ですが、ドイツで発表された欧州向け市販モデルの販売価格は通常モデルで2万9470ユーロ(約318万円)、アドバンスモデルでも3万2470ユーロ(約386万円)となっており、かなりお手頃な価格となっています。

 Honda eの納車は、2020年夏から英国やドイツなどでスタート。ホンダは2025年までに欧州で販売する自動車を全てEV、もしくはハイブリッドカーにする計画を発表しており、今後も続々とEVやハイブリッドカーの新型が登場するとみられ、その先駆けとなるHonda eがどれくらいユーザーの支持を得られるかが今後の展開を大きく左右しそうですね。

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