完璧な衣装を紹介します。その構造的な完璧さは、かわいすぎる者だけが似合うものだという。
ステファニー・ポコルニーは、Crochetverseという名でも活動するかぎ針編みの魔法使いです。彼女は今年目にする中でも最高の衣装を2つ作りました。衣装づくりに必要なもの? たくさんの糸と時間です!
ポコルニー家では、2人の年少の男の子たちがハロウィーンに何がしたいか母親に伝えるのが伝統になっていました。それで彼女は苦心して2人の衣装を作ったのです。2019年に選ばれたのは、「マスターズ/超空の覇者」のスケルターと、「エイリアン」のゼノモーフでした。
「私たちはレトロでヴィンテージな家族ですので、自分の年齢にそぐわない時代のものをよく選ぶんです」とDMでMashableに語ってくれたポコルニー。衣装にかかったコストを聞くと、「材料費は75ドルの範囲内だったはず。でも労力は……もう何といえばいいのか……すっごく、たくさん。あはは!」
各衣装はかぎ針編みに35〜50時間を要し、2〜3週間かかるといいます。単純計算で、最大100時間、6週間もかかる大仕事なのです。それにより、彼女の息子たちは近所で最もクールな子どもになれるというわけです。
もしハロウィーンのためにこの壮大なかぎ針編み衣装を手に入れたいと思っているなら、ちょっと運が悪かったですね。この傑作は売り物ではないのです。
「1年のうちほとんど、私は自分でデザインしたかぎ針編みのレシピを作って売っています。子どもが小さくて手を離せないうちはこうしてお金を稼ぐんです」とポコルニー。「この衣装は私たちが楽しむためのものだから、販売はしないし、型紙も作りません」。
とはいえ、もちろん自分で作ってみることだってできます。でもハロウィーンはもう数週間後に迫っていますから、控えめに言ってもこのレベルの細かさと出来栄えのかぎ針編みは難しいでしょう。あなたの賭けに対して嘘をつくことはできないんですが、でもお気の毒に思いますよ。
(C) Mashable, Inc. Published under license from Ziff Davis International.
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