先代「スープラ」などに搭載され、“トヨタ史上最強のエンジン”と称される3リッター直列6気筒エンジン「2JZ」を使って、600馬力を超えるハイパワーカスタムのオリジナルマシンを作り上げた猛者が現れました。まるでジェットエンジンを搭載したロケットのようなクルマです。
名機「2JZ」といえば、1000馬力を超えるチューンドエンジンが存在するほどの耐久性とポテンシャルの高さを秘めています。少し前にも北米のショップが「新型スープラに2JZ載せてやったぜ」なんてカスタムを披露するなど、熱狂的な人気があります。
今回紹介するマシンの名は「2 Jet Z」。2JZを積んだジェット機のような見た目のクルマだから2 Jet Zということなのでしょう。なんとも単純明快。ですが、戦闘機のような攻撃的なフォルムで、1人乗りの室内もまさに「コクピット」と呼びたくなるような雰囲気があり、力強いターボサウンドもジェットエンジンのように聞こえなくもありません。
2 Jet Zはわずか725キロという軽量ボディに最大627馬力を発揮するカスタム2JZエンジンを搭載しているので、かなり刺激的な走りをしてくれそうです。リアから見ると、ジェットエンジンを搭載した戦闘機のように見えるレイアウトなのも、こだわりを感じますね。
2 Jet Zはもちろんワンオフの魔改造マシンなので、日本で実車を生で見ることは難しいでしょう。しかし、超個性的なラインアップでおなじみのアメリカ生まれのミニカー「ホットウィール」のコンテストで優勝していて、実は製品化が決まっています。
そう遠くないうちに、ホビーショップで2 Jet Zを見かける日が来るかも。本物を知らずにミニカーだけ見たら、フィクションだと思ってしまいそうなぶっ飛び具合です。
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