9月にリリースされたスマートフォン向け位置情報ゲーム「ドラゴンクエストウォーク」について、公開から1カ月(30日間)の売り上げは8600万ドル(約93億円)に上るという推計を米モバイルアプリ調査会社が発表しました。
ドラゴンクエストウォークは、国民的RPG「ドラゴンクエスト」シリーズの位置情報ゲーム。スクウェア・エニックスとコロプラが共同開発し、iOS、Androidアプリとして9月12日にリリースされました。
米センサータワー(Sensor Tower)の推計では、リリース後30日間の売り上げは8600万ドル。「Pokemon GO」のリリース後30日間の国内売上高・1億1800万ドル(約128億円)には及びませんが、1ダウンロード当たりの売り上げはドラクエウォークが51ドル(約5540円)と、Pokemon GOの12ドル(約1300円)を大きく上回っているとしています。
ドラクエウォークはリリース後の1カ月間、アプリストアのセールスランキングで1位をほぼ維持しています。ただ、10月16日には4位まで後退し、共同開発したコロプラの株価を大きく下げる結果になっています(関連記事)。
Pokemon GO以来、日本国内でも幾つかの位置情報AR(拡張現実)ゲームがリリースされましたが、センサータワーによると、7月に公開された「ハリー・ポッター:魔法同盟」のリリース後30日間売り上げは96万5000ドル(約1億円)にとどまったとのことです。
位置情報ARゲームの中でも、日本ではPokemon GOとドラクエウォークが際立つ結果になりました。センサータワーは、今回の結果がポケモン、ドラクエの日本国内での人気ぶりを裏付けていると解説しています。
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