人から聞かれた「どうやって作るの?」をうまく説明できない漫画に、共感する人が続出しています。突然説明してと言われると、案外難しかったりするんですよね。
作者のぬら次郎(@nurajirou)さんが友人と飲み会をした日のこと。集まったのは同人作家であるぬら次郎さん、アシスタント兼漫画家志望、コスプレイヤーと、いずれも普段から漫画を描いたり衣装を作ったりしている人たちです。
コスプレイヤーの友人は漫画を描いてみたいと思っているようで、普段から漫画を描いている2人に「漫画ってどうやって描くの?」と質問してきました。すると2人とも突然しどろもどろに。「コマを描いて……絵を描くと……漫画になる……」「絵にセリフつけたら全部漫画……」。明確な回答ができず、2人して落ち込んでしまいました。
逆にコスプレイヤーの友人に質問です。「衣装作ってるってどうやってるの?」という質問にコスプレイヤーも頭が真っ白に。「こう……あれだ……。切ったり貼ったり縫ったりしたら……できる」。結局だれも自分が普段やっていることを、ざっくりとしか説明できなかったのでした。
自分が普段何気なくやっていることをイチから説明することは、意外に難しいんですよね。人に何かをちゃんと教えられる人ってすごい。
漫画には「もう一人の僕が仕事してる感じ」「気づいたらできてた」など、共感する声が多く届いています。
作者のぬら次郎(@nurajirou)さんは、Twitterとブログに飼い猫や日常などを漫画にして投稿しています。12月13日にはKADOKAWAから、猫日記漫画などを収録した『猫パン日記 幸せを運ぶねこと厄よびパンダ』が発売される予定です。
画像提供:ぬら次郎(@nurajirou)さん
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